~ The Diary of Fairy~

ハゴロモジャスミン(若木)の剪定 【寒冷地のハーブ栽培】

 

寒冷地で育てているハゴロモジャスミンは、霜の心配が出て来る11月下旬には室内管理になりますよね。
暖かいお部屋で大事に育てると、2月上旬~3月中旬に花期を迎えます。
そして、花期が終わると剪定です。
(なぜ剪定が必要なのか?はこちらをご覧ください。)

去年の3月下旬、恒例の剪定を行った時に切り落とした枝で10本ほど挿し木をしました。
すくすくと育ち、10鉢中8鉢が花芽をつけましたよ。
その中の1鉢を友人にプレゼントしたのですが、
「ツルが伸びてどーしたらいーのぉ?」と出戻ってきたのですわ!剪定方法も教えたんだけどな…

今日はその出戻り君を剪定します。

若木の剪定方法

はい!出戻り君の姿です。お花の終わった穂だけは切ったとのこと。
確かにツルがどんどん伸びてくると焦るだろうねぇ。
生きている植物を切るっていうのは勇気がいるものです。
しかし、立派に成長するためには必要なことなので、バシッといきましょう。
っていうか、ホントはこんな姿になるまでほったらかしちゃダメなのよ
まずはこんもり茂った樹形から飛び出したツルの部分を切ります。
ツルを持って、脇芽の出ていない節(葉っぱが出ているところ)が1つ以上あることを確認しながら切り落とします。
挿し木から1年程度の株は、挿し木した元の部分は木化して茶色くなっていますが、そこから伸びた枝はまだ緑色です。
この木は挿し木直後から摘芯をしてあるので写真中央の節は枝分かれしています。その先がツル状に伸び放題になっていたので、節を1つ残して切り落としました。
枝先を切ると、その下の節の両脇から新しい芽が出ます。この新しい枝の葉っぱ部分を全部切り落としてしまうと、発芽が難しくなるので注意してくださいね。
他の枝も確認して、良ければこれで終了です。
まだ寒いので、室内で管理しましょうね。

まとめ

今回は挿し木から1年の若い木だったので、形を整える程度の軽い剪定をしました。
この後、きちんと摘芯を繰り返すことで枝の本数も増え立派な大人の木に成長してくれるでしょう。
(摘芯について知りたい方はこちらもどうぞ)

暖かい地方では、この段階で庭に出せるのでしょうが、寒冷地ではまだまだ危険です。
桜の蕾が膨らむ頃までは、室内で大切に育てましょうね。

おわり

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ハゴロモジャスミンの育て方やお手入れのあれこれ 【総集編】


ハゴロモジャスミンを鉢植えで育てる時の、剪定や摘芯の方法、挿し木で増やす方法、気候に合わせた管理方法など、他の記事をご覧いただける総集編です。興味のある方はこちらもどうぞ。

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