~ The Diary of Fairy~

ホワイトセージが枯れる?成長しない?冬の栽培場所と水やりのコツ 【寒冷地のハーブ栽培】

ホワイトセージはまだまだメジャーな植物ではないです… やっと念願叶って育て始めたのに、
何だか元気がなくなってきて、慌てて水をあげて、 あれ?ってまたあげて…結局…枯れちゃった
なんて経験したくないですよね。

今日は、冬の間に弱りやすい若いホワイトセージの上手な育て方と、緊急事態から脱出する方法をお話しします。

まずはこの写真をご覧ください。


これは全部同じ日に同じ条件で挿し木をして育てたものです。
植木鉢の高さは12cmです。苗の大きさはそこから想像してくださいね。
昨年の5月に赤玉土に挿し木をして、9月に培養土に植え替えました。
それから7カ月経ちましたが、 ずっと室内管理で、屋外に出したことがありません。
植え替え直後はいきなり環境を変えられないし、そろそろ外に出せるって頃には10月!
とてもじゃないけど、幼い苗木をお庭デビューさせられる気候じゃなかったのよね

何でこんなに大きさが違うのか?
冬の間に起きた事件も含めてまとめました。

3つの鉢の共通条件

この3つの鉢がどのような環境にあったのか?始めに共通条件を書いておきます。
1.東には窓がない同じ部屋で栽培した。
2.11:00~19:00はエアコンを25℃設定にしてある。
3.夜間は暖房なし。

それぞれの成長記録

○右の一番大きくなった鉢

9月~4月の置き場所 室内の西側窓の前で、床から120cm程度の棚の上に置いた。
13:30頃から夕方まで西日が当たる。
エアコンが近いため暖かい風が循環しているが乾燥する。
水やり 土の表面が乾いたらやる。(苗が小さいうちは3日に1回、成長してからは2日に1回程度。)
 成長状況 12月~2月の成長はゆっくりではあったが芽を出し続け、順調に成長した。3月からは成長速度が速まり、どんどん大きくなっている。

○真ん中の中くらいに育った鉢

9月~1月の置き場所 室内の南側出入り口付近の床に置いた。
13:00頃から15:00頃まで日が当たる。
ドアからの隙間風で葉っぱが揺れているのでかなり寒い。
水やり 土の表面が乾いたらやる。(表面が乾くまで1か月位かかる。
 成長 12月からはほとんど成長せず、1月に枯れ始めて、葉っぱが全て萎れて危機状態となった。
 その後 1月中旬に、一番成長した鉢と同じ場所に移動した。
萎れた枝が何とか復活して、その枝や幹から新芽が出てきて茂り始めた。3月からは成長が速まり、どんどん大きくなってきた。

○左の小さい鉢

9月~1月の置き場所 室内の南側出入り口付近の床に置いた。
13:00頃から15:00頃まで日が当たる。
ドアからの隙間風で葉っぱが揺れているのでかなり寒い。
水やり 土の表面が乾いたらやる。(表面が乾くまで1か月位かかる。
成長 12月からはほとんど成長せず、1月に枯れ始めて、生きていそうな枝が1本になった。
その後 1月中旬に隙間風の来ない明るい場所の床上に移動した。但しその場所は日が当たらない。
2月になると、最後の1本の枝の元気がなくなってきたため、他の鉢が置いてある、西日の当たる棚の上に移動した。
何とか1本の枝は生き残り、その後他の節から2本の枝も伸ばして成長中。

と、こんな感じです。
これは意図して実験したわけではなく、何しろ室内に避難している鉢の数が多くて、
全てを条件のよい場所に置くことができないのです。
それから、東の窓がないので、『午前中から昼間の光が差し込むポカポカした場所』ってのも
ないのですわ。

ホワイトセージが好む環境

ここでおさらいしておきましょう。ホワイトセージが好きな環境は…

  • 日当たりの良い場所。
  • 風通しの良い状態。
  • 水はけの良い弱アルカリ性の土壌。元々は砂漠地帯の植物。
  • 成木でも-5℃が寒さの限界。幼木はもっと弱い。

考察

今回の3つの鉢の成長状態からわかったことを書きます。

  • 南向きで寒い場所よりは、西日の当たる暖かい場所の方がよい。
  • 床付近は室温が低いので、棚に乗せた方がいい。
  • エアコンの風で乾燥しても、水の管理がちゃんとできていれば大丈夫。
  • 一旦弱ってしまった苗は、暖かいだけの場所に移動しても助かる確率が低い。
  • 弱った苗でも、日差しがあって暖かい場所に置くと、土の水はけも良くなり持ち直すことがある。
  • 幼木は根っこが少ないこともあり、日差しのない場所では常に湿った土で苦しむ。


これは枯れる寸前から復活したホワイトセージです。元々の枝は枯れてしまっていますが、
別の枝が育ちました。

まとめ

寒冷地に限らず、やはり冬季の植物管理はリスクが伴います。
いかに好条件で管理できるかにかかっている訳です。

この冬を乗り切った私のホワイトセージも、完璧な好条件で栽培できた鉢はひとつもありませんでした。
しかし、比べてみると絶対的な条件も見えてきますね。

  1. 日当たり
    光合成するためにはもちろんですが、日が当たらないと土が湿っている時間が非常に長くなります。西日でもなんでも日に当てることを考えましょう。土の表面が1か月も乾かないような場所は無理です。
  2. 室温
    暖かいに越したことはありませんが、少なくとも床に直置きするのではなく、棚の上に置くだけでも違います。日差しが望めないのなら、せめて暖かく明るい場所を選びましょう。
  3. 水やり
    鉢の置いてある環境や根っこの量によって、必要な水の量が全く違います。杓子定規に何日に1回と決めるのではなく、その鉢にあった水やりをしましょう。とにかく常に湿っていることが一番良くありません。

私も過去に、いくつかの鉢を枯らしてしまいました。
それは全て過湿です。弱ってきている鉢を見ると、ついつい水をあげたくなります。
元気にならないので、更に水をあげます。
そして根っこが腐って枯れてしまうのです。枯れた木を抜くとよくわかります。
根っこが茶色くなってボロボロ落ちています。

枯れそうになってしまったホワイトセージは、お日様に当ててあげてください。
ただし、窓越しですよ。体力が落ちているのに外になんか出したらトドメを刺すようなものですからね!
早急に鉢の中の万年ジメジメを一旦解消しますよ。
そしてその後も、水をあげすぎない様に!元々乾燥には強いので、カラッカラにしなければ大丈夫です。

せっかく育ててきたホワイトセージです。
何とか助けてあげてくださいね。

おわり

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ホワイトセージの基本的な育て方から剪定、摘芯、植え替えなどのお手入れ方法を書いた記事をまとめたページです。根腐れや水切れなどで失敗した話もご紹介しています。

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