~ The Diary of Fairy~

ミルラ 【精油のプロフィール】

ご注意)精油は医薬品ではありません。以下の記載内容は自然療法上語られている内容であり、効果を保証するものではありません。よくご理解いただいた上でご利用ください。また、病気の時は医師の診察を受け、適切な治療を行ってください。
精油名 ミルラ
学名 Commiphora molmol
科名 カンラン科
利用部位 樹脂
抽出方法 水蒸気蒸留法
主産国 ソマリア
禁忌 妊婦は使用しない方がいい
香りの特徴 苦みとほのかな甘みを含む薬のような香り
主な成分 セスキテルペン炭化水素類:フラノオーデスマ1.3ディエン(42.2%)、グルゼレン(21.6%)、リンデストレン(10%)
セスキテルペンアルコール類:微量
Elève 価格(税込) 2ml 2,640円

*主産地および主成分は時期により変わることがあります。

主成分特性

フラノオーデスマ1.3ディエン   ―鎮痛、免疫向上、抗炎症、消化管粘膜保護
グルゼレン             ―鎮痙、免疫向上、抗炎症
リンデストレン          ―鎮痛、免疫向上、抗炎症

体に ~For physical Health~

咽頭炎、気管支炎、甲状腺機能の不調、腹痛、下痢、歯肉炎、口内炎
抗菌作用と抗炎症作用があるので、喉や気管支などの呼吸器の炎症、腹痛や下痢など消化器の不調に役立つ。
免疫機能調整作用があるので、甲状腺の不調にも使われる。
歯肉炎、口内炎にはチンキ剤として利用することが多い。

心に ~For mental Health~

うつ状態、落ち込み、不安、恐怖、神経過敏、動揺、自律神経失調、摂食障害、不眠
高ぶりすぎた精神状態を平常に戻す時、逆に気持ちが塞ぎ込んで苦しい状態から抜け出したい時、心のバランスを取って気持ちを安定させるのに用いられる。落ち着いて明るい気持ちになりたいときなどに使うとよい。

その他 ~Another effect~

あかぎれ、擦り傷、皮膚炎、湿疹、にきび、水虫、日焼け、老化肌、角質ケア
抗菌作用、抗炎症作用、皮膚組織再生作用があるので、肌の傷や肌荒れ、感染症による炎症などにとてもよい。また、日焼け後の肌ケアにも使われる。
足裏の角質など、硬くなった皮膚を柔らかくして除去するのに使われる。

  • 精油は産地や採取時期によって含有成分に違いがありますが、このミルラもそうです。セスキテルペン炭化水素類が主成分であることは変わりませんが、その他にモノテルペンアルコール類セスキテルペンアルコール類などの含有量に差があります。その含有比率によって作用の違いがあるのも覚えておく必要がありますね。
    モノテルペンアルコール類が多ければ抗菌、抗真菌、抗ウィルスといった作用が強くなります。
    セスキテルペンアルコール類が多い場合は、炎症やむくみなどへの効果が上がりますが、ホルモンの様な働きをする場合があります。このことから、妊婦さんは使わない方がいいと言われているんですね。
  • ミルラは名前から想像できる通り、古代エジプトでミイラ作りに使われていました。殺菌作用、防腐作用が高いのでもってこいだったのでしょうね。
  • バカンスなどで日焼けをすると、皮脂が過酸化脂質というしわ、たるみの原因物質に変化します!ミルラはこの酸化を抑える働きがあるので、帰宅したらミルラでケアするといいかも!先手必勝(^^;)
  • ミルラやフランキンセンスといった、交感神経と副交感神経のバランスを調整して平常状態に導く精油は、単品で使うより、他の精油とブレンドして使う方が効果が上がります。落ち着きたい場合は、リラックス効果が高い真正ラベンダーやマージョラムを選びます。元気を出したい場合はリフレッシュ効果が高いグレープフルーツやパルマローザなどを選びます。
    そして大切なことは『いい香り』と感じる精油を選ぶことです。精神を安定させるのはとても大切な部分ですからね(^^)v

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