~ The Diary of Fairy~

マンダリン 【精油のプロフィール】

ご注意)精油は医薬品ではありません。以下の記載内容は自然療法上語られている内容であり、効果を保証するものではありません。よくご理解いただいた上でご利用ください。また、病気の時は医師の診察を受け、適切な治療を行ってください。
精油名 マンダリン
学名 Citrus reticulata
科名 ミカン科
利用部位 果皮
抽出方法 圧搾法
主産国 アルゼンチン
禁忌 高濃度で使用すると皮膚刺激の可能性あり
香りの特徴 オレンジとよく似た柑橘の香り
主な成分 モノテルペン炭化水素類:リモネン(89.2%)、ɤテルピネン(4.1%)、ミルセン(1.8%)
特徴微量成分 モノテルペンアルコール類:リナロール(0.2%)αテルピネオール(0.2%)
Elève 価格(税込) 5ml 1,980円 / 10ml 3,630円

*主産地および主成分は時期により変わることがあります。

主成分特性

リモネン      ―鎮静、覚醒、血流増加、代謝促進、腸蠕動運動活性、肝臓強壮、腎臓機能促進、脂肪溶解、抗がん、育毛
ɤテルピネン    ―うっ滞除去、静脈強壮
ミルセン        ―鎮静、筋肉弛緩、抗がん
リナロール       ―鎮静、鎮痙、血圧降下、抗不安、抗菌、抗真菌、抗ウィルス、中枢神経抑制
αテルピネオール ―鎮静、抗炎症、抗菌、抗真菌、抗ウィルス、収れん、去痰、免疫調整、抗アレルギー

体に ~For physical Health~

肩こり、腰痛、筋肉痛、冷え、膨満感、消化不良、食欲不振、便秘、下痢、腸内ガス、むくみ、肥満、高血圧
血管を拡張して血流を増加させる働きをするため、肩こり、腰痛など筋肉を温めて緩めると改善する不調に向いている。冷えや高血圧にもよい。
胃腸、肝臓、腎臓の働きを助けるため、胃腸の不調や、むくみ、肥満といった代謝不良による不調を改善する。

心に ~For mental Health~

ストレス、落ち込み、うつ状態、動揺、不安、興奮、イライラ、怒り
心に負荷が掛かりすぎて気持ちが塞いでしまったときに、ほんわか包むような優しさと安堵感を与えてくれる。
ストレスなどで緊張が続いてイライラや不安が治まらないときに、乱れた自律神経のバランスをとって穏やかな気持ちを取り戻す助けとなる。

その他 ~Another effect~

薄毛、男性型脱毛症、変異細胞増殖抑制
育毛作用、抗菌作用があるので、頭皮を清潔に保って発毛するための環境を整えるのによい。
細胞の変異によって発生するがん細胞を抑制する働きがあるとされている。

  • マンダリンの成分は98%位がモノテルペン炭化水素類です。このグループの主な作用は、うっ滞除去、抗炎症、抗菌、抗ウィルス、鎮静、コーチゾン様と、どちらかというと活性作用が目立ちますね。
    一方で、微量成分に鎮静、抗不安などの作用を示すものが多数含まれているため、鎮静効果がある精油としても知られています。
    特に、エステル類のアンスラニル酸ジメチルが入っているタイプは抗不安作用があるので、不安や動揺といった心の揺れに効果を発揮します。
  • リモネンの特徴的な作用にアセチルコリンエステラーゼ(Ach-E)活性抑制があります。
    アセチルコリンは、筋肉の収縮や興奮、記憶や認知を司る海馬の働き、血圧や脈拍などの生命活動に関与する物質です。これが不足すると運動障害、内臓機能障害、記憶障害などが起こるのですね。
    Ach-Eは、このアセチルコリンを分解する酵素です。今から寝るよ~とか頭にきて血が上った!なんてときに鎮静させるありがたい働きなのですが、シャキ!っと活動しなきゃいけない時に分解されちゃうと💦ヤバいことになりますよね(^^;
    リモネンには、この分解酵素であるアセチルコリンエステラーゼの働きを弱める作用があるのです。
    この作用からリモネンには、覚醒、腸、肝臓、腎臓の活性化、血流増加、代謝促進などの各作用があると言われるのですね。
  • リモネンのもう一つの特徴的な作用は5α-リダクターゼ抑制です。
    5α-リダクターゼは酵素の一種で、男性ホルモンであるテストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換する働きがあります。
    このDHTが頭皮の毛乳頭部にある男性ホルモン受容体に結合すると、『毛を生やすなよ~!』という指令が出ちゃうんです💦いわゆる薄毛、脱毛の原因のひとつですね(._.)
    ちなみに、頭皮のこの受容体は前頭部や頭頂部に集中して存在します。なんか💦あれ?……ご想像の通りです
    リモネンには、この還元酵素である5α-リダクターゼの働きを弱める作用があるのです。
    この作用からリモネンには育毛作用があると言われるのですね。
    それから、このDHTが前立腺の男性ホルモン受容体に結合すると『細胞を増やせ~!』という指令が出て、前立腺肥大や前立腺がんの原因になることもあります。男性にとっては楽観できないホルモンです(-“-)

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