~ The Diary of Fairy~

ウイルス対策 マスクの効果を上げる方法 【精油の使い方】

ウイルス対策には、手洗い&うがいが最重要ですよね。そして感染予防にはマスクも使われています。
さて、このマスクですが『使っているから大丈夫!』というものではないですよね。
ちょっとした隙間から入っちゃったり💦汚染された手で触ったまま使い続けちゃったり💦
そもそも私たちがドラックストアなどで購入するマスクは、ウイルスに対するフィルター機能が完璧ではないので、ウイルスが表面に付着したまま長時間着用していると、吸気と一緒に体内へ侵入する可能性があるのです。
そうそう、1回外したのをポケットに突っ込んで、またそれを使うなんて人もいます。これは論外ですけれどね(>_<)

今日はひと手間かけてマスクの効果をUPさせる方法をご紹介します。

紹介します!とか言っていますが、これからご紹介するのはアロマラボ株式会社よりご案内いただいた方法です。
同社の社長であり、山本淑子ハーブ・アロマアカデミー校長の山本淑子先生がご伝授くださったとのことですよ。
『周囲に広めてください』とのことなので、記事にさせていただきます(^^)/

それでは早速作業に取り掛かり…
っと💦その前に何をどうするかを説明してから始めましょうね(^^;)

マスクの効果を上げる方法

マスクを使う上で留意しなければならない一般的な利用方法は、

○ノーズフィッターを顔の形状に合わせて密着させる
○プリーツを開いて顎まで覆う
○マスク表面を触らない
○2~3時間を目途に新しいものに交換する
○1回外したものを再利用しない

大きな所はこんな感じでしょうか…
これをやっても隙間から侵入したりしますし、表面にウイルスが大量にくっついているマスクをずっと使っているなんて状態を想像してみてください(>_<)
WHO『マスクは必ずしもウイルス感染を予防するものではない』と言っているのも納得ですよね。
でもやっぱりマスクをするのとしないのとでは格段の差があるでしょう!

そこで更に効果を上げるために精油を使います。
抗ウイルス作用のある精油をマスクの表面に1滴垂らして使うというのは割合と知られた方法ですね。私もこの方法で使っていました。

今回ご紹介するのは、消毒用アルコールに精油を入れた液体をマスクにスプレーするという方法です。
スプレーしたマスクを密閉袋に入れて一定時間待つことで全体に精油が行き渡り、抗ウイルス効果が上がるという訳です。

1滴垂らして使うのも一定の効果が期待できますが、なにしろ1か所に垂らしているだけなので、喉や鼻に侵入しようとしたウイルスには効果があるでしょうが、マスク表面に付着したウイルスに対しては効果が弱いですね。
そして、原液が1か所に集中しているということは、お肌の弱い方にとってはリスクとなります。
一方、スプレーした場合はマスク全体に精油成分が広がるので、マスク表面にくっついたウイルスに対する効果も期待できます。
そして精油の使用量も少ないので、お肌への負担が減ります。
精油を選べば、お子様でも使える優れものですね。

おすすめの精油

今回の目的はウイルス対策なので、抗ウイルス作用が期待できる精油を中心にご紹介します。
ウイルスの感染予防には免疫力も大切なので、その辺も注目してください。

はい!ここもアロマラボ作成の表をそのまま転記します(*^^)v

ティートゥリー精油 抗ウイルス+++ 抗菌+++ 免疫促進+++ 交感神経強壮+++
ユーカリ・ラディアタ精油 抗カタル++++ 去痰++++ 抗ウイルス+++ 抗菌+++ 鎮咳+++ 免疫刺激+++ 粘液溶解++
ユーカリ・グロブルス精油 抗カタル+++ 去痰+++ 抗ウイルス+++ 抗菌+++ 鎮咳+++ 抗微生物+++ 粘液溶解++
ラベンサラ・シネオール精油 抗ウイルス++++ 免疫刺激++++ 活力増強++++ 去痰+++ 神経強壮+++ 殺菌作用+++ 抗カタル 抗菌+++
サイプレス精油 鎮咳++ 静脈うっ滞除去+++ リンパうっ滞除去+++ 自律神経調整++ コーチゾン様+++ 空気浄化++

抗ウイルス作用だけを見るとラベンサラ・シネオールが良さそうですよね。この精油の主成分は酸化物類の1.8-シネオールで、抗菌、抗ウイルス、免疫向上、抗炎症、去痰などの作用があります。
ウイルス対策や風邪の引き始めなどにとても良いのですが、肌刺激が強いのです。お肌が弱い方やお子様には向かないかもしれません。

抗カタル、去痰、鎮咳、粘液溶解といった作用は風邪や花粉症の時にはありがたい作用ですね。

私のおすすめは、やっぱりティートゥリーです。主成分はモノテルペンアルコール類のテルピネンー4-オールで、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、免疫向上などの作用があります。
そしてこのティートゥリーは精油の中でも肌刺激が少ない精油のひとつとして知られています。近年までは原液で使用しても良いと言われていたんですよ。
最近になって『やっぱり刺激を感じる人もいるので希釈して使いましょう!』となりました。
アトピー性皮膚炎などお肌の問題にも使われる精油なので、比較的安心して使える精油だと思います。

比較的って💦あいまいな表現しかできなくてすみません。何しろ精油は医薬品ではないので、『効きます』などと言ってはいけないんですねぇ(._.)
そして『絶対大丈夫』なんてこともないので…
その辺はご自身でご判断くださいね。

さあ、それでは作っていきましょう!

用意するもの

≪精油濃度3%で作る場合≫
○消毒用エタノール  30ml
○ティートゥリー精油 18滴
○計量カップ
○スプレーボトル(耐アルコールのもの)
○マスク
○密封できる袋(保存袋)

作り方

計量カップで消毒用エタノールを計量したらスプレーボトルに入れます。
そこへ精油を滴下しましょう。
精油ビンは傾けると1滴(0.05ml)ずつ垂れるようになっています。コショウみたいにブンブン振らないようにね
精油が入ったらフタをしてよく振り混ぜてください。
これで出来上がりです(^^)v
中身の分かる名前、精油濃度、作成日などを書いたラベルを貼っておきましょうね。
そうしたらマスクを用意して、表側にシュッとスプレーします。場所を変えて軽く2~3回が目安です。
湿るまでやる必要はありません。
スプレーをかけたマスクを密封袋に入れます。
この写真…ダメな見本ですスプレーした面としていない面を重ねちゃいかんですわ(._.)
2枚重ねて入れる場合はスプレーしていない面同士を合わせましょうね。この状態で24時間置いておきます。
そうすることで、精油成分が全体に行き渡ります。
外出するときに袋から出して使いましょう!

まとめ

精油の抗ウイルス効果を利用している方は多いと思います。
私も常々利用してきましたが、今回の方法は初めて知りました(^^;

この方法の最大の利点は精油成分が全体に広がっている所です。
冒頭でも書いた通り、マスクを使っていると表面にウイルスがウヨウヨなんて事が起こりますよね。これをそのままにすると、唾液で湿って飛んできたウイルスが乾燥してマスクのフィルターをすり抜けて喉や鼻に侵入するということもあるのです。
ティートゥリーの抗ウイルス効果というのは、ウイルスを不活性化する作用です。
マスク全体にティートゥリーがあるということは、ウイルスを不活性化してくれる可能性が高まるので、結果感染リスクを下げる効果が期待できるという訳です。
精油は揮発性成分なので、永遠に付着していてくれるものではありません。やっぱり2~3時間で新しいものに交換する方がいいですね。

さて…問題は24時間という所でしょう💦
毎朝、明日の準備をして出かけるってことになりますね。忘れちゃうこともあるでしょう…そして急なお出かけで用意がないなんてことも起こりますよね。
そんなときは、前の晩に準備したマスクでもいいのです。タダのマスクよりは効果が期待できます!
お出かけ直前に思いついたら、マスクの外側に1滴垂らして出かけましょう。吸気と共に喉や鼻を通るので、そこにいるウイルスには効果が期待できます!

ティートゥリーを初めて使う、肌が弱い、子供などなど、使う方の状況に合わせて精油濃度を下げて使うのも手ですね。
1%濃度で作る場合は、ティートゥリー6滴です。
2%濃度で作る場合は、ティートゥリー12滴です。

面倒くさい?って💦体を守る大事なことなのでね
自分は大丈夫でも、お年寄りや体の弱った方にうつすなんてことがあったら一大事なので
自分のためだけでなく、周囲のためにもしっかりと対策しましょう。

絶対にこの方法!と堅苦しく考えずに、可能な範囲で取り入れてみてくださいね。

それではまた(^.^)/~~~

おわり

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