~ The Diary of Fairy~

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  • icon-refresh 2021.06.18

ローレル(月桂樹) 幼木の剪定をして背丈を伸ばそう! 【寒冷地のハーブ栽培】

今日はローレル(月桂樹)の剪定をします。
挿し木をしてから丸4年経過した4鉢のうち、伸び悩んでいる2鉢のお手入れです。

4鉢それぞれの背丈は、110cm、75cm、55cm、30cmです。
小さい方の2鉢は脇芽がたくさん出てしまっているので、みんなで栄養を分け合っている状態ですね(-_-;)
枝数を減らして残った枝にグングン成長してもらおうという訳です。

それでは早速始めましょう。
まず1鉢目です。背丈が30cmのローレルです。

どの枝を切るのかというと、まずはこの2本の枝です。
元気に伸びているのですが、上じゃなくて横方向ですね。これは後々邪魔になること間違いなしなので処分しましょう。

中を覗いてみるとこんな感じです。
青丸が本体(幹)ですね。そして赤丸は横芽が伸びた枝です。この赤丸の枝の中から処分する枝を選ぶという訳ですね。

赤丸は先ほど横に伸びていた枝を切った跡です。
次は矢印の枝を切りますよ。この枝は節がいっぱいありますよね。なかなか伸びることができなくて、葉っぱを付けては落とし…の連続だったことが分かります。
良い枝に育ちそうもないので処分しましょう。

そして結局…

こうなりました。
本体ともう1本、根元付近からすくすくと育ってきている枝を1本残しました。
まだ30cmと小さいので、本来は幹1本にした方がいいのですが、なんだか寂しい姿になっちゃうので残しちゃいました(^^;)

切った枝は…

これですね。6本かな?みんな元気そうな枝なのにごめんなさいねぇ…

さて次に進みますよ。2鉢目です。背丈が55cmのローレルです。

このローレルは小さいときに本体の芽が枯れてしまって、その脇から2個の横芽が出て育ちました。その2本が青矢印赤矢印です。
2本とも斜め横に伸び始めていたので、青矢印の枝を本体(幹)と決めて、支柱を立てて伸びる方向を矯正している所です。
それ以外の枝もすごく元気ですよねぇ。
色が薄い葉っぱは今年伸びた部分なので、あっという間に大きくなった感じです💦

はい、結局青矢印赤矢印の2本を残して剪定しました。今後の成長を見ながらではありますが、赤矢印の方はてっぺんを切って止めると思います。
その方が、本体へ行く栄養が増えるからね。

これで今日の作業は終了です(^^)/

この2鉢は今日まで室内に置いてありましが、これからは屋外で管理することにしています。
屋外へ急に出すと芽や若い葉っぱが紫外線焼けしてダメになってしまうので。置き場所選びが大切ですよ。

そして選んだ場所は…

ここです。
木の壁が南側です。これが昼間の直射日光を遮ってくれます。そして写真右のワサワサ茂っているフェンネルが西日を遮ってくれます。
しばらくはこの場所で様子を見ることにしましょうかね。
10日程したら少しずつ日の当たる場所に移動する予定です。ローレルはお日様大好きですからね。日照不足も要注意です

成長を始めた枝を切るというのは勇気が要りますよね。せっかく伸びたのに…と思うのですが、やっぱり剪定は大切です。
特に、木が若いうちは本体(幹)から出た脇芽は極力処分した方がいいですね。その方が背丈が伸びやすくなります。
元気に大きく育てたいなら、心を鬼にして…いや💦そこまでしなくてもいいけれど、適時剪定して良い環境で育ててあげましょう。

これらの成長は、また後日お伝えする予定です。

それではまた(^.^)/~~~

おわり

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