~ The Diary of Fairy~

レモンユーカリは寒さに弱い 【寒冷地のハーブ栽培】

レモンユーカリはレモンのような強い香りがあり人気のある木です。
耐寒性はあまりないので、氷点下になる地域では鉢植えで育てます。
幹は太くならず順次枝葉を落としていくので、しなやかなつるっとした木の先っぽに葉っぱの集団が
ついているといった見た目ですね。他の木とはまた違った樹形がとっても素敵です。

さて、岡谷ではびっくりするほど早くに桜が満開になりました。
例年GWの少し前が見頃なのですが、4月6日に満開!おかしな感じです。
それでも気候に合わせて植物の管理をしている私は、桜も咲いたことだしと
一昨日レモンユーカリを夏の定位置に移動させました。室外の軒下です。

昨日の夕方も天気予報を確認して「えっ?1℃?まぁ軒下だし大丈夫だな」
と帰宅したのですわ。

そして今朝、外を見たら雪が積もっているじゃん冗談でしょ?
そしてレモンユーカリは…


若芽が…こんなことに…生きているかなぁ…
慌てて室内に入れた!って遅いよね。

このレモンユーカリは去年から災難続きなのですわ。←半分は人災
まず、6月頃、なんか様子が変だなぁと見てみると、どの枝も先っぽの新芽部分がない!
よーく観察していたら!ちょっと表現するのも気持ち悪い3cm位の巨大イモムシが
「ユーカリだから虫は来ない」と油断していたよ。
その後、冬になるまで新芽は全く出てきませんでした。
古い葉っぱは役目を終えて落ちて行くし、どんどん寂しい見た目になっていったのです。
そして9月のこと、水切れさせてしまいかなりの葉っぱがダメになっちゃった。


その時の後遺症がこれです。

そして11月下旬に室内に移動して管理していたのですが、
なんと!12月頃から新芽が伸び始め、各枝に10枚くらいの葉っぱがついた!
エアコン直下で常に葉っぱが揺れている場所で
これがいつもの年と違う所ですね。

弱々しい葉っぱが付いているのに、例年通りと言ってこの季節に屋外に出したもんだから
こんなことになっっちゃったのだな

私は常々『園芸書通りにはできないのだよ!』と言っているじゃん!
その場その時の判断が大切

みなさんも気を付けてね~

おわり

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