~ The Diary of Fairy~

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  •  〈Updated 2019.08.26〉  

ローレル(月桂樹)の挿し木は長い時間をかけて成長する 【寒冷地のハーブ栽培】

ローレル(月桂樹)を育てていると、もう1鉢欲しいなぁ…なんて思うことがあると思います。
新しい苗を購入するのもひとつの手ですが、手元にある株から枝を取って挿し木をすれば増やすことが出来ますよね。
私の場合、増やしたいというよりも、万が一枯れてしまったときの予備を作っておきたいという思いからです。

そこで2年前、軽い気持ちで挿し木をしてみました。
これが1年間もの悩みと不安を生むことになるとも知らずに…(-_-;)
今日は、その苦難の道のりをご紹介することにしましょう。

と、その前にあらかじめお伝えしておきますが、こんな経過になるとも思わず軽い気持ちで始めたため、前半の写真がありませんご容赦くださいね。

挿し木から発根まで

2年前の4月に、鉢植えで育てているローレルから挿し穂を6本作り、赤玉土を入れたプランターに挿しました。
挿し木したばかりなので、まずは室内で様子をみて、挿し木の先端から新しい葉っぱが出てきたら庭に出そう!と考えていました。
そして、2カ月、3カ月と…いつまでたっても新しい葉っぱは出てきません。
だけど、枯れはしないので、生きているんだろうなぁ…と、不安ながらも見守るしかなく、土の表面が乾いたら水をあげるという日々を過ごしましたよ。

そうこうしているうちに、秋になってしまい、庭へ出すこともなく経過を見守ることになりました。
依然、先端の芽に変化はなく、挿し木をした時点と何の変化もありません。

そして、とうとう12月になっちゃいました。挿し木から8カ月が経過していますが、相変わらず何の変化もありません。
冬の間は屋内で管理する鉢植え達が、どんどん引っ越してきたので、室内は混雑しています。

ここでいよいよ決断しました。引っこ抜いて処分しよう!とね
育つ見込みのない挿し木をこのまま置いておいても、場所を取るだけだよ…と思っちゃった訳です。

そして、引っこ抜いてみると、何と!根っこが生えているではありませんか!!
とはいえ、他の植物の挿し木から生える根っことは全く様子が違います。
埴輪の足みたいです(ーー;)……分かりづらいですね。おむつをした赤ちゃんの足みたいです(ーー;)
やっぱり分かりづらいか…
末端の左右に、長さ3~5mm程度で、茎より若干細い位の根っこがチョンと生えていたのです。

根っこが生えた~~!はいいけれど、こんな時期にどうしたらいいのじゃ
となるわな‥‥。

成長していることが分かった以上、春までずっと栄養のない赤玉土で育てるってのもなぁ…とかいろいろ考えた末、植木鉢6個に培養土を入れて、新しい環境で個別に育てることにしました。
この段階でも、今後成長するのか?冬の間にダメになるのか?全く分からず、不安な冬を過ごすことになったのです。

発根から新しい葉っぱが開くまで

12月に培養土へ植え替えた挿し木達は、室内の床に置いた状態で越冬です。
日当たりのよい好条件の場所は、寒さに弱いハーブなどが陣取るため、残るは床しかありません。しかも、出入り口に近い寒い場所です。
店舗なので、ドアが頻繁に開いてピューピュー風が当たる場所なんですね(._.)

2月、3月と日にちは経過していきますが、相変わらず何の変化もなくジッとしているように見えました。

そして!ようやくこの日がやってきました!!

苗の先端で頑なに開こうとしなかった芽がほころび始めたのです。
3月下旬挿し木をしてから11カ月が経過しています。
これが真っ先に成長が見られた苗木です。初めて地上部の成長を確認できた変化ですね。
長かった…
この時点で変化が見られたのは2鉢でした。

それからは、他の鉢も少しずつ成長を始めましたが、変化の見られない鉢もあります。


長い期間成長しなかった間に先端の芽が枯れてしまったものもあります。
これは、その脇から2個の芽が出てきてくれましたね。

この苗は、挿し木をした時から何の変化もありません。生きてはいます!

そして4月挿し木から1年経過しました。一番最初に芽をほころばせ始めた苗の葉っぱが開きましたよ。

5月上旬、この岡谷でも霜の心配がなくなった頃に庭へ引っ越しました。ぐんぐん成長するだろう!とか思っていたのですが、そうでもなくのんびりと過ごしていました。

次の年です。挿し木から2年、地上部の変化を初めて確認できた時から1年経過した今年の4月の姿がこちらです。

春になって、また新しい葉っぱが育ち始めましたよ。
中央奥の一番大きくなっているのが、一番最初に成長を始めたものです。大きくなり始めたので、植え替えをしました。
この時点で、全く成長していない苗はありませんが、大きくなる気はあるんだろうか?という具合の苗が3本ですね…。

そして、6月現在の様子がこちらです。


写真中央奥の苗は2か月で5cm程伸びて、現在は樹高30cmです。
一番右側の苗は、5月中旬に枯れてしまいました。ここまで頑張ったのにね

まとめ

挿し木から2年経過した現在、これは大丈夫だろうと思えるのが3鉢、どうなるのか?と心配なのが2鉢、枯れてしまったのが1鉢という感じですね。
それにしても、こんな経過になるとは想像もしていませんでした。
それでも、何とか成長を続けてくれているので、大切に育てようと思っています。

ただ、こんな経過になった理由について検証が必要な事柄もあります。
挿し木をする挿し穂は、『新しい芽が成長している枝を使う』というのがセオリーなんだそうです。
私が挿し穂を作ろうとした際に、黄緑色の新しい葉っぱが出ている枝がなかったのです。それなので、前年までに育ってきたであろう深緑色の葉っぱがついた枝を使用しました。
これの影響はあるかもしれませんね。
この点の検証をするために、今年は新芽が育ち始めた枝と新芽がない枝を同じプランターに挿して、新たな挿し木栽培を始めましたよ!

今後も、挿し木から2年経過した苗達と、先日挿し木をしたちびっこ達の成長を見守りながら、経過をお伝えしようと思っています。

それではまた(^^)/

おわり

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