日焼けケアは症状によって違う
ここまで、お肌の構造と紫外線の種類を見てきて、日焼けケアは大雑把にひとくくりでできるもんじゃないということが分かりましたよね。少なくとも、サンタンとサンバーンの症状は全く違います。更に、真皮のダメージとなると…
とはいえ、日焼けでピンチ!という時は、UV-AもUV-Bもたっぷり浴びているでしょう。肌が赤くなってヒリヒリして…って感じかしらね(-_-;)
この状況からの落ち着くまでの対策を書きだしてみますよ。
- 赤くなって熱を持っている—-冷やす
- ヒリヒリする———————-炎症を抑える
- 水泡ができる———————-傷を治す
- 皮がむける————————-代謝を促進させる、保湿
- ガサガサして小じわがある—–代謝を促進させる、保湿
- 黒さが目立つ———————–ターンオーバーを促進する、メラニン産生を抑制する
そして更に、今後のための美肌ケアとしていくつかを続ける必要があるでしょう。
- シミ、そばかす予防————-ターンオーバーを促進する、メラニン産生を抑制する、美白、栄養補給
- しわ、たるみ予防—————保湿、栄養補給
ダメージが大きければ、段階を踏みながら長期戦でケアしていくことになります。ダメージが小さければ、いくつかを同時に行うこともできるでしょう。
このように、現段階の状態に合わせてケアをしていくことが大切です。
精油を選ぶ時も同じです。精油成分の持つ作用を確認しながら、現状のケアに向いているかを考えます。
『日焼けにはこれ!』ではなく『日焼けのこの状態にはこれ!』という形になりますよね。
まとめ
日焼けしてしまったときの対処を考えるとき、やはり日焼けのメカニズムを知っておいた方が、より正確な方法を見出せますよね。
特に紫外線A波とB波の違いはとても大切です。目に見えたり、痛さやかゆみといった感覚が現れると分かりやすいですが、知らず知らずの内に真皮の組織を破壊するA波は怖いですよね(>_<)
そもそも、A波とB波の違いを知っておかないと、日焼け止めも選べませんよね💦
SPFはB波による炎症を防ぐための数値がどのくらいか?というものですし、PAはA波による影響を防ぐ力の大きさですよね。
ここを知らずに使っていたとしたら…効果半減です
日焼けは予防が大切!しかしヤッちゃったなら仕方ない…前向きに対処しましょう。
表皮のケアと真皮のケアは違うということを頭においてね(^.^)/~~~
ケア方法については別記事にまとめています。興味があればご覧ください。
おわり
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