精油名 | 真正ラベンダー |
---|---|
学名 | Lavandula angustifolia |
科名 | シソ科 |
利用部位 | 花穂 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主産国 | フランス |
禁忌 | 通経作用があるため妊娠初期は避ける |
香りの特徴 | 甘さのあるハーバルな香り |
主な成分 | エステル類:酢酸リナリル(37.5%)、酢酸ラバンデュリル(3.5%) モノテルペンアルコール類:リナロール(25.6%)、テルピネン-4-ol(3.8%) モノテルペン炭化水素類:sis-オシメン(6.3%)、trans-オシメン(4%) |
Elève 価格(税込) | [オーガニック] 5ml 2,090円 / 10ml 3,960円 [レギュラー] 5ml 1,870円 / 10ml 3,520円 |
*主産地および主成分は時期により変わることがあります。
主成分特性
酢酸リナリル ―鎮痛、鎮静、中枢神経抑制、神経バランス回復、鎮痙、抗炎症、血圧降下、抗菌
リナロール ―鎮静、中枢神経抑制、鎮痙、血圧降下、抗不安、抗菌、抗真菌、抗ウィルス、昆虫誘引、昆虫忌避
オシメン ―抗菌、抗ウィルス、抗炎症、うっ滞除去
テルピネン-4-ol ―鎮痛、鎮静、抗炎症、副交感神経強壮、抗菌、抗真菌、抗ウィルス、白血球分化促進、皮膚透過促進、昆虫忌避
体に ~For physical Health~
筋肉痛、肩こり、腰痛、こむら返り、冷え、むくみ、風邪、気管支炎、咳、ウィルス性疾患、高血圧
交感神経を鎮めると血管が拡張するため、冷え、肩こり、腰痛、むくみといった血行不良で起こる不調や、高血圧の改善に向いている。
抗菌作用、抗真菌作用、抗ウィルス作用、抗炎症作用が強いので、風邪などの感染性疾患や、のど、鼻などの炎症を緩和するのによい。
心に ~For mental Health~
ストレス、イライラ、過緊張、興奮、ヒステリー、不安、恐怖、不眠、慢性疲労
交感神経を鎮めて自律神経のバランスを取る作用に優れており、ストレス、緊張、興奮などで気持ちが落ち着かないときに効果を発揮する。
不眠や入眠障害のとき、頭と心を落ち着かせて眠りやすくする。
その他 ~Another effect~
虫刺され、肌のかゆみ、擦り傷、靴ずれ、小さなやけど、床ずれ、日焼け肌、肌荒れ、乾燥肌、お部屋の抗菌
抗菌作用、抗炎症作用に優れており、皮膚細胞の成長促進作用もあるため、小さな傷ややけどなどの消毒殺菌にも役立ち、日焼けや乾燥で傷んだ皮膚にも効果を発揮する。
雑菌が心配なドアノブの拭き掃除などに使うと感染予防の助けになる。
- アロマテラピーを実践している方でラベンダーの香りを知らない方はいないでしょう!というくらいメジャーな精油です。
そもそもアロマテラピーは、研究している人が実験中にやけどを負ってしまい、手近にあったラベンダー精油をドバドバ掛けたら、治りがとても早かった!という事件?から始まったものです。この方が植物成分の薬理作用を研究して、この分野にアロマテラピーという名前をつけたのです(^^)/
お肌の傷や炎症に良いということは、昔から知られていることなのですね。 - ラベンダー精油にはいくつかの種類があります。含有成分が少しずつ違うので、目的に合った種類を選ぶことになりますね。
真正ラベンダーは、一般的にリラックスにはラベンダー!といわれる効果を求める場合に向いています。酢酸リナリル、リナロールといった中枢神経抑制作用のある成分が多く含まれているので、気持ちがザワザワして眠れないときなどに効果的です。
ラベンダー・スーパーも、酢酸リナリル、リナロールが主成分ですが、カンファーが4~5%含まれています。肩こりや腰痛など、血行を良くして筋肉をほぐしたい時などにいいでしょう。
ラベンダー・スピカは、リナロール、1.8-シネオールが主要成分です。抗菌、抗真菌、抗ウィルス作用が高いので、傷の手当てや除菌用に向いています。 - 自律神経には交感神経と副交感神経があります。通常、昼間は交感神経が優位になっていて活動的な状態です。そして夜が近づくにつれて副交感神経が優位になってきてリラックス状態になってきます。
自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位な状態が続くと、年中イライラしていたり💦不眠を招いてしまうんです💦
それから、交感神経は血管を収縮させたり、心拍を高めます。血管が収縮すると血行が悪くなり、冷えや肩こりといった症状が現れます。心拍が高い状態が続くと、慢性疲労や焦燥感が生じることもあります。
自律神経のバランスをとることはとっても大切ですね(^^)/