パッションフラワー(Passiflora incarnata)はトケイソウの一種で、薬草として親しまれています。
トケイソウの中では寒さに最も強いと言われており、耐寒温度は-15℃程度です。
この岡谷は極寒地なので-15℃を下回る日もありますが、壁際など植える場所を選べば地植えで育てることもできますよ。
私は窓辺にお花を咲かせたいのですが、そこの地面がコンクリートなのでやむなく鉢植えで育てています。
鉢植えの場合は寒さへの耐性が下がってしまうので、極寒地では屋外越冬はできません💦仕方ないので室内に取り込んでいますよ。
どちらにしても、今年育った枝葉は枯れてしまうので根っこだけで越冬するという形になりますけれどね(^^;)
さてさて、11月になって急に寒くなってきたので冬越しの準備をすることにしましょう。というか、枯葉状態になっちゃったので、早く片づけないと見た目が悪いでしょう(._.)
つい最近まで青々としていたのにあっという間にこんな姿です。
最後のお花が咲き終わったのは9月末だったので、1ヶ月位は葉っぱだけになっていましたけれどね(^^;)
それでは早速お手入れ開始です。
とはいえ、やることは単純です。根元付近から切るのみ!
はい!終了
新しく出てきている葉っぱがあったので残してみました。土だけの植木鉢を室内に置くよりいいかなぁ…くらいな考えです。
この枝はおそらく真冬の間に枯れてしまうでしょう。枯れなくて伸びる場合もありますが、ニョキニョキ伸びるとそれはそれでジャマなんですよね💦その時は切りましょうかね
切る場所ですが、まだ若い株の場合は今年育った枝の一番下の節(葉っぱがついていた場所)くらいは残しておいた方が安全ですね。
春先に発芽してくる場所は節もしくは土中の固い根っこです。十分成長した株の場合は土中からどんどん芽を出すので心配ありませんが、若い株の場合は節からしか発芽しない場合がありますよ。
パッションフラワーは寒さに強いので、年内くらいは屋外に置いておいても大丈夫です。
私は寒くなってから植木鉢を洗うとかの作業がイヤなので、もうお引越しさせてしまいました。
冬の間は休眠状態なので、水をビシャビシャあげないようにしましょうね。置く場所の環境にもよりますが、1ヶ月に1回くらいかな…完全に乾いているみたいだけど大丈夫か?ってな様子になった時が頃合いです。
不安な場合は割りばしを1本ズボ~っと刺しておくといいですよ。引き抜いてみて湿っているようならまだ水はあげなくて大丈夫です。
根腐れしないように注意しましょうね。
さぁ、ここから霜の心配がなくなる5月まで約半年💦室内で管理する訳ですわ…
地植えに比べるととても厄介です。
環境が許すなら、ぜひぜひ地植えで育ててみてくださいね。
おわり