タイムは数多くの交配種もあり、立性や匍匐性、葉っぱの色など様々ですね。
耐寒性もあるので、寒冷地でも地植えできるとされています。←←「されている」って所がミソ!
私は過去に、レモンタイムやクリーピングタイムも育てましたが、結局コモンタイム(Thymus vulgaris)に落ち着いています。
理由はみんな枯れちゃったからですわ。
実際コモンタイムも枯れたことはあるのですが、他の品種よりは頑張ってくれます。
タイムは常緑の多年草ということですが、寒冷地ではそうもいかないみたいです。
一昨年の冬、普通に雪も積もって例年通りの寒さでした。
冬の間は使えるハーブがとても少ないので、雪を掘りながらこのコモンタイムを使っていました。
昨年の冬、雪が全然降らなくてすごく寒い年でした。
コモンタイムはというと、枯れてしまった!またかぁ…(:_;)
…と思っていたところ、春になったら根元からいっぱい芽吹いてきましたよ。
タイムは常緑の多年草に分類されていますが、寒冷地では地上部が枯れて根っこだけが頑張って生きていることがある。
ってことです。そして、地上部も元気に冬越しする年もある
そう考えると、「耐寒性常緑多年草」といわれるハーブも寒冷地では、「耐寒性宿根草」という形になる種類が多いよね。
多年草は常に茂っている植物、宿根草は地上部は枯れるけれど地下部が生きていてまた発芽する植物ね
サマーセボリーとかヒソップとかもみんな冬に地上部が茶色い枝だけになり、春になってから新しい芽が出てくるから、なかなか樹形は大きくならないわ。
まっ!逆に考えれば、巨大化しないから育てやすいってのもあるか…
レモンタイムやクリーピングタイムは冬に踏ん張ってくれた記憶はありません。
何度植えても冬に枯れちゃうのでやめました。多年草どころか、宿根草としても育てることができないのですわ
極寒地では、鉢植えで育てた方が安心だと思います。
話は違いますが、このコモンタイムはこぼれ種でよく発芽しますよ。
これ、すごいなぁと思うのは、パッションフラワーは昨年11月から最近まで室内に避難していたのよね。庭とは全く違う温度の所にあったってこと。
それなのに、庭のこぼれ種と同時期に発芽したんだよね。暖かければ発芽するってものでもないのですね。植物はすごい!
残念ながら、親木の近くで発芽した赤ちゃんは、この後周囲のハーブに覆われて日が当たらなくなるので、ここで大きく成長したことはありません。
今年は、移植して鉢植えで育ててみようかな
この時期はやることがいっぱいで大変といいながらそれを楽しみに励んでいるのである
さて、今日の作業をやってきますわ。お天気もいいしねーー
それではまた(^.^)/~~~
おわり