今の季節、ボリジ(Borago officinalis)は次々に開花してお庭を賑わせてくれています。
うつむき加減で何とも清楚な姿が、暑くてウダウダした私たちを和ませてくれます
このボリジ、花弁が薄くてドライフラワー向きではないし、香りも強くないのでポプリにすることもないですよね。
そもそも、お花の姿形を留めることができないわな
アイスクリームの飾りにするとか、ドリンクに浮かべるとか、お花真っ盛りの時期に使う方法は思い浮かびますが、
保存して使う方法はないのか?
ということで、今回は見た目も涼やかな『かわいい氷』を作りますよ
それでは始めまーーす
用意するもの
○ボリジのお花
○製氷皿
○冷凍庫 ‥‥ 用意しなくてもあるね
お花と製氷皿は作りたい数に応じてご用意くださいね。
お花の準備
ボリジのお花はとっても薄く傷つきやすいので、そーーっと収穫しますよ。
案外とこれで花びらだけ採れることが多いです。
これで採れない場合は、花びらから1cm位の所でガクごと切り取って収穫します。
この差は何かというと…
○開花したばかり→→→引っ張っても取れない
○昨日以前に開花→→→簡単に取れる
ということなんですわ
そして、ガクを傷つけずに花びらだけポロっと収穫できれば、種も育ちます
写真のように茎の部分とお花の先っぽ(おしべ部分)を持って引っ張りましょう。
簡単に外れますよ。
花びらを引っ張って取ろうとすると、ちょん切れちゃうからね
今日はみなさんにお見せするためにお皿に並べましたが、花びらがペラペラなのですぐに乾燥して縮れてきます。
作業しながら、どんどん水に浮かべていった方が良いと思います。
氷を作る
花びらに空気の泡が付いていると浮かんでしまうので、お箸などでツンツンしながら、泡を取り除きましょう。
浮かぶこと自体は問題じゃないんだけれど、氷から飛び出したお花は、冷凍するとクシャっとしてしまうからね
まとめ
ボリジは星型で何とも可憐なお花ですが、形を留めて保存することが難しいです。
氷に閉じ込めることで、色も形もそのままを保つことができて、更にしばらくの間は保存しておくことができます。
どのくらい保存できるか?というのは、基本的に普通の氷と同じです。生のお花を使える時期よりは長く楽しめます
こんな風に、普段飲んでいる炭酸水に入れるだけでも、リゾートの休日気分
って言いすぎか
例えば、おそうめんに浮かべてもかわいいよね。氷1つでおもてなし料理に変身~~
利用方法はいっぱいあるでしょう。手間もかからず楽しんで作れると思うので、
挑戦してみてくださいね。
おわり