昨年の植え替え前の姿です。
雑草でも生えているのか？って感じで、とても何かを育てているプランターには見えませんね。

植え替え後の姿です。
小さな苗状態のものしかなくなっていたので、こんな寂しい姿になりました。

その後は元気よく順調に育って、たくさんのお花を咲かせてくれましたよ。
そして寒い時期になり、冬囲いとか特別な手当てもせずにその場所に置かれたまま冬を過ごしました。

植え替えやその後の成長の様子は別記事に書いています。興味のある方はそちらもどうぞ(^^)/

冬の間は枯葉が目立つものの、しっかりと緑色の葉っぱを維持して無事に冬越しをしました。
ローマンカモミールは寒さに強いので、極寒地である岡谷でも屋外放置で越冬できるのです。

3月中旬になると、少しずつ成長を始めます。私はこの時期に枯葉や枝を掃除して春の成長に備えていますよ。
どんどん緑色の葉っぱが増えてくるのを見ていると『春だなぁ』と感じますよね。
実際は、まだまだ寒いんですけどね(^^;

そして、6月中旬になりました。前年に植え替えをしてからちょうど1年です！
こんな姿になっていますよ。

昨年植え付けたのは８株ですが、1年でものすごく増えました。
正確には数えられませんが、50～60株ありますね。

すでに蕾を持っている株は15ｃｍ位の背丈になっています。

1個1個の株が、しっかりと根を張って充実した株に育っています。
広い場所をカモミール畑にしたい！なんて時には、こうやって増えたのを順次植え替えていけばいいですね。
私のハーブガーデンは超狭いので無理ですが…

今年は植え替えをせずにこのまま育てることにしています。
ローマンカモミールは痩せた土地でも元気に育ってくれる植物ですが、さすがに１年間植えっぱなしなので、土の栄養素が不足してきますよね。
そこで、まずは４月上旬に、苦土石灰を与えました。プランターの上からパラパラ～っと撒く感じですね。
ローマンカモミールも含めてハーブの多くは弱アルカリ性の土を好みます。
庭の花畑や、屋外に置いたプランターなどには雨が降りますよね。この雨によってどんどん酸性化していくのです。そこに苦土石灰を撒くことで中和させ、更にアルカリ性に傾かせるのですね。
それと、苦土石灰の主成分は炭酸マグネシウムと炭酸カルシウムです。
マグネシウムとカルシウムを与えることで、葉っぱと根っこが丈夫になります。元気に育てる目的でも使いますよ。

それから、プランターや植木鉢で同じ植物を育て続けると、ある一定の養分だけが不足していきます。育ちが悪くなった？と感じたときは、追肥を考えなければなりませんね。とはいえ、何を与えたらいいのか？難しいですよね。
私は、水で希釈するタイプの液肥を使っています。
液肥は即効性の肥料ですね。主成分は以下の通りです。

• 窒素（タンパク質を作って成育を助ける）
• リン酸（根っこの成長を促して花や種の付きをよくする）
• カリウム（根っこを育てて株立ちをよくする）

これを定期的ににやっています…と言いたいところですが、そうでもありません(^^;)
肥料分が大好きなハーブには２週間に１回位、痩せた土が好きなハーブには、葉っぱが黄色くなった！ヒョロヒョロしてきた！などの変化に気づいた時に与えています。……与えるように心がけています
全然花芽がつかないんですけどぉ…なんて時は与えてみてもいいかもしれませんね。
ただし、与えすぎは注意が必要ですよ。肥料焼けして弱ってしまうこともあるし、茎だけマヌケに伸びちゃうなんてこともありますからね。
このローマンカモミールには先週１回与えました。とても元気に育っているので、今の所はまた与える予定はありません。

さてさて、この調子だと、昨年より更にたくさんのお花を咲かせてくれることでしょう。
本当は少しおろぬいた方がいいんだろうけど、このままにします。
なるべく自然のままで！…と聞こえはいいけど、手抜きしているだけだな(-_-;)

という訳で、また続編にて成長の様子をお伝えしようと思っています。

それではまた

おわり