今日は毎年恒例となっているパッションフラワー(Passiflora incarnata)で作る緑のカーテンの準備作業をします(^^)/
パッションフラワーはトケイソウの一種で、薬草として親しまれています。リラックス、精神安定、安眠などによいとされていますね。
地上部を刈り取って乾燥保存しますよ。……私はやってないけれどね
何しろ道路脇で育てているので、飲む気にはならないです💦
そうそう、私が緑のカーテンを作っている場所は、カフェの西側窓です。西日が差し込むのを少しでも減らそうって訳です。
パッションフラワーは耐寒温度が-15℃と寒さに強いので地植えならそのまま越冬できるのですが、この場所はタイルとコンクリートなのです。仕方なく鉢植えを利用しています。
ということで、植木鉢は西日ガンガンの道路脇に置いているということになりますね。
パッションフラワーはそんな場所でも元気に育ってくれるありがたい植物のひとつです(^^)v
さて、冒頭の写真ですが、こんな所で緑のカーテンを作る訳ではありません(ーー;)
今年は暖かかったからか?成長が早くて冬越ししたこの場所でどんどん伸びてしまいました。
寒冷地なので遅霜の心配もあり、伸びちゃったからって外に出す訳にもいかなくて、とうとうこんなことになっちゃいました。
例年だと茎は50cm位に成長している時期なのですが、今年は230cmですすでにあちこちに絡んで大変なことになっています。
まずは運べるようにあちこちのツルを外して下準備しました。
そして外に連れて行って作業開始です!
地熱をダイレクトに受けないようにとレンガを並べて鉢下に空間を作っています。
効果は気休め程度だと思いますが(^^;
こちらは、茎が100cm位なので簡単に運べましたよ。
鉢から窓までが少し離れているので支柱を立てています。
今日まで自由な方向に伸びていた茎はクセがついてしまっているので、無理やり伸ばすと折れてしまいます💦
無理がない程度に引っ張ってビニールタイで留めました。
成長に合わせて上の段へと誘導していきます。
長~く伸びてしまった茎が4本です。
折れないように運んでとりあえずの仮止めをしました。
植木鉢でたくさんの茎を育てようとすると1本の長さが短くなってしまうので、2本だけ残そう!…と思ったのですが、こんがらがっていて残す枝も傷つけてしまいそうです💦
仕方ない、今年はこのまま育てることにしましょう。
新しい芽はまた出てきますので、随時除去しましょう。
横芽を伸ばすとカーテンの穴埋めにはなるのですが、その分本線の成長が鈍くなります。それと横芽にはたくさんの花芽が付くのですが、本線の花芽はあまり期待できなくなります。
どちらがいいか?場合によっては横芽を切り落とす選択もありますね。
乾燥が激しい場所なので毎日お水をあげながら、お花が咲くのを待つことにしましょう。
以前は1鉢でカーテンを作ろうとしていたのですが、どうにもスカスカで💦役立たずでした。
2鉢にしてからは多少マシになりましたが、やっぱり隙間だらけですわ…
3鉢目を一昨年から育てているので、来年は3鉢で作ろうと思っています。
地植えで育てている場合は茎数も制限せずにできるので、立派なカーテンになりますね。
…ないものねだりしても仕方ないので、できる範囲で楽しみましょう(^^)v
先程も書きましたが、パッションフラワーの耐寒温度は-15℃程度です。寒冷地でも地植えで育てることができる強さですよね。
以前、地植えの株が何年も元気に育っていたので、鉢植えも屋外で越冬させたことがあります。
…ダメになりました
地面と鉢では冷え込みが違うんでしょうね。それ以来室内で越冬させています。
トケイソウの仲間はたくさんありますよね。パッションフルーツも仲間です。別名はクダモノトケイソウです。
これら以外の品種は園芸種なので見て楽しむタイプです。耐寒温度もそれぞれ違うのでその品種に合った育て方をしましょう。
例年開花は6月下旬です。今年はもう少し早くに咲くかな?
この続きはまた後日ご紹介します。
それではまた(^.^)/~~~
おわり