~ The Diary of Fairy~

レモングラスの挿し木をしてみた…のその後 【寒冷地のハーブ栽培】

春先にレモングラスの株分けをした時に、ポロっと落ちてしまった1本の枝がありました。
それを使って挿し木をしたところ、無事に発根して葉っぱも成長を始めましたよ。
ここまでのお話は別記事に書いています。興味のある方はご覧ください。

今日は、その後どうなったのかをご紹介しますね。

挿し木の成長記録

培養土に植えた日(6月中旬)

挿し芽を赤玉土にズボっと挿して、日当たりの良い場所に50日間置いて見守っていた所、葉っぱが伸び始めたので培養土に植え替えました。
根っこは網目状に20cm程度伸びていましたよ。
植え替えた後も、日向で成長を見守りました。

1週間後

植え替えをしたばかりなので、しばらくは成長しないだろう…と思っていたのですが、スクスクと葉っぱを伸ばして元気に成長しています!(^^)!

1ヶ月後

随分と立派な姿になりました。
挿し木をした時は1本の株でしたが、2本に増えていますね。
長い葉っぱは40cmになりましたよ。

2カ月後

夏本番の8月です。
葉っぱの枚数も増えて、株自体がしっかりしてきました。
長い葉っぱは60cmを超えました!
そして…寒冷地の宿命ではありますが、お盆を過ぎて涼しさが増してくると成長がゆっくりになります。というか、ほとんど成長が止まりました。

越冬準備(12月下旬)

10月下旬にもなると、葉っぱの先から茶色くなり始め、どんどん枯葉姿になっていきます。
レモングラスは寒さを嫌うので、気温5℃を目安にして室内に引っ越しをしなければなりません。
私はそのタイミングで刈り込みをしていますよ。根元から12~15cm程度の所でバッサリと切ります。
そして室内で春を待つのです。
しかし今年は事情があって店舗を休業していた関係で、本来は11月中旬には室内に移動しなければならないのに、12月下旬まで屋外に置いていました。
どうなるんだろう・・・
只今冬眠中(-_-)zzz

まとめ

大きな株を2つに分けた際に落っこちてしまった、根っこもない1本の株(枝?)を捨てる気分にはならなくてやってみた挿し木でした。
期待以上に元気に育ってくれていますよ(^^)/
手を掛けた部分は、挿し木用の栄養分のない赤玉土から育成用の栄養のある培養土に植え替えたって所だけですね。
レモングラスは暑さには強いので、真夏でも日向でスクスク育ってくれますし、葉っぱが日焼けで傷んだ経験もありません。逆に寒さには弱いので大株であろうが小株であろうが、最低気温が5℃以下になる前に室内へ取り込む必要があります。
この寒さ対策というのが厄介ではあります。何しろ刈り込んで坊主になった鉢なので、インテリアとしても使えないし場所を取るばかりです。
挿し木が成功すると楽しくなっちゃいますが、計画的にやらなきゃね

レモングラスの挿し木は発根するかどうかにかかっています。根っこさえ出てくれれば、後は自力で元気に育ってくれますね。よほど粗雑に扱わない限り
やはり適期は春でしょう。気候も穏やかで植物が成長する時期です。夏でも可能なのですが、暑さによる蒸れや乾燥に気を使わなければなりませんよね。同じことをするなら楽ちんが一番!

ということで、私の知恵、技量とは全く関係なく、大成功したレモングラスの挿し木のお話でした。

おわり

《関連記事》

冬に弱ったレモングラスの植え替えをどうするか 【寒冷地のハーブ栽培】


この記事の続きのお話です。
挿し木をして無事に育っていたレモングラスが冬の間に弱ってしまいました。それをどうしたのか?をご紹介しています。

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