昨年4月中旬に真正ラベンダーの挿し木をしました。
4本の挿し穂を赤玉土に挿して、2か月後の6月中旬に培養土に植え替えをしました。
上の写真がその時の姿です。
この時点で、発根していたのは3本で、残る1本は全く発根していませんでしたが、これも含めて4個の鉢を育て始めましたよ。
↓↓挿し木からここまでの様子はこちらに書いています↓↓
ラベンダーの挿し木から発根までの成長記録 【寒冷地のハーブ栽培】
赤玉土で発根させていたときは室内に置いていましたが、植え替えをしてからは、庭の半日陰に置いて管理しました。
夏の暑さにも弱ることなく順調に成長して冬に突入です。あの発根していなかったものも枯れることなく、育っています。
…これって、赤玉土に挿す必要あったのか?って感じですよね。
実際、何かの加減で折れてしまった枝を、そのまま地面にグサっと挿しておくと新しい株が育つことがあるので、案外それの方が早いんじゃない?と思う今日この頃です
それはさておき、冬の間の管理についてです。
直径12cmの小さな植木鉢に植えてある苗状態のラベンダーですが、室内にお引越し!…はせずに庭に放置しました!!
この極寒地でそれをすると、鉢の中はカチンコチンに凍ります。だけど大丈夫です。過去にもこの方法で育っていますからね(^^)v
ただし、風がピューピュー当たる場所は避けて壁際などに置きますよ。風はヤバいです。枯れます
そして、培養土に植えてからちょうど1年となった6月です。挿し木をしてからは1年2ヵ月ですね。
こんな感じに育っていますよ。
こんな小さな花穂ですがちゃんと紫色になり始めましたね。
枯葉状態になっている辺りが冬越しをした枝葉です。春になり上部の元気な葉っぱが育ちました。
真正ラベンダーは元々樹形が小さい方なので、ガンガン大きくはなっていませんが、4株共花芽をつけました。もうじき咲きそうです
って、あれ?3鉢しかないけど?ですよね。
もう1株は、今年の春にハーブガーデンで枯れてしまったラベンダーの後釜となり、地植えしましたよ。
やっぱり、鉢植えと地植えでは成長の仕方が違いますよね。背丈は他と比べて2倍はあります。
しかしヒョロヒョロです。なぜかというと、隣のフェンネルの葉っぱに完全に覆われちゃっているんです。
この写真は、ラベンダーが見えるように、私が葉っぱを避けたんです(-_-;)
こんな具合で育つのかしら?と不安があるものの、フェンネルを切っちゃう訳にもいかないし…
と悩み中です。
そもそもなぜ挿し木で増やしたかというと、ハーブガーデンのラベンダーが何本か弱っていたからなんです。万が一のために用意してあった苗木ですが、役に立ってよかった!…のかなぁ。微妙ですな
あとは、この鉢植えのままのラベンダーをどうするかですね。
ラベンダーは植木鉢やプランターに植えた状態では元気に成長しません。かといって、地植えできる場所はないしね。
これもしばらく宿題にしておきましょう。
ということで、挿し木をして増やしたラベンダーは、ほぼ放置状態でも元気に育ち、1年後にはお花を咲かせてくれる!というお話でした。
おわり