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  •  〈Updated 2019.09.23〉  

ローレル(月桂樹)の挿し木から発根までの成長記録 【寒冷地のハーブ栽培】

ローレル(月桂樹)は地中海沿岸が原産地で耐寒性(-9℃位)のある常緑性高木です。
寒冷地では鉢植えで育てることになるので、高木とはいきませんが💦

通気性が悪くなると害虫や病気に襲われることがあるので、過多に伸びてきた枝を剪定しながら管理することになります。
剪定は真冬以外だったらいつでも可能ですが、やっぱり春先に今年の芽が伸び始めると気になり出しますよね。その時期は挿し木にも適期なので一石二鳥です。
切り落とした枝を使って挿し木をしてみましょう。

今日は、挿し木をしてから培養土に植え替えるまでの様子をご紹介します。

挿し木の成長記録

6月8日(挿し木をした日)

剪定で切り落とした枝を使って挿し木をしました。
挿し穂は、今年伸びた枝を使うのがよいとのことなので、手前3本はそれです。葉っぱが黄緑色ですね。
奥の3本は昨年までに伸びた枝を使いました。
これらに差はあるのか?を見たいと思ったのでね(‘ω’)ノ
すでに暑い日もあるので、急激な乾燥を防ぐために室内で管理することにします。
土の表面が乾いたら水をあげながら成長を見守りますよ。

6月21日(挿し木から13日)

あれれ手前右の穂が萎れてしまいましたよ。
手前中央のも元気がないような…

6月28日(挿し木から20日)

あぁ‥ダメか。
手前の3本は育ちそうにありませんね。
挿し木をした日から、水を吸い上げて元気そうだなぁと感じたことはなく、この3日後には3本共枯れてしまったので処分しました。
奥の挿し穂が水を吸い上げているのか?も不明です(-“-)なんだか黄色くなっているしね。

9月8日(挿し木から3カ月)

相変わらず何の変化もありません。
というか、中央の挿し穂の葉っぱが1枚枯れました。そして3本共先端の芽が枯れました(._.)
それでも3カ月経過しているので、一旦掘り出して様子を見てみることにしましたよ。
えっ!ウソでしょ?
根っこが生えています。驚きました
全く変化なしというのを想像していたのでね。
一番長い根っこは4cm程です。
挿し穂を作るときに末端を斜めに切り落としたので、こんな感じに根っこが生えています。
やっぱり直角に切り落とすより面積が広くなって発根しやすいっていうのは本当ですね
根っこが生えていると分かったので、急遽培養土に植え変えました。
もう9月です。このまま室内で赤玉土に挿したまま根っこの成長を促すより、栄養のある土に植え替えて少しでも日に当てて育てた方がよいと判断したのですわ。
しばらくは半日陰で様子を見て、少しずつ明るい場所に移動しようと思います。
植え替えに使った培養土は…
市販の培養土(元肥入り)2:赤玉土(中玉)1:砂1
の割合で混ぜたものです。

根っこが生えてなぜ驚いたのか?

私は過去に何回かこのローレルの挿し木をしています。季節も同じです。
その時は、発根までに6~8ヶ月かかったのですわ。
絶対生えているはずがない!と思いながら様子を見たので、根っこを見た時には驚いてしまいました。

さて?なぜこんなに早く発根したのだろう…
と、思い当たることが1つあります。発根促進剤ルートンを使ったのです!
ルートンは食用植物には使わないでくださいと書いてあるので、今までは使わずに挿し木をしていました。
しかし鉢植えで育てているので、7年経過した木でさえ収穫なんてしたら丸坊主になっちゃいます
ここは割り切ってルートンを使おうと決心した訳です。

まぁ、ローレルに使ったのは初めてなのでルートンのおかげとは言い切れませんが、思い当たるのはそれくらいです。
次回はルートンありとなしで成長比較してみることにしましょう(^^)/

幼木の培養土について

ローレルは根っこ周りがジメジメするのを嫌いますが、反面たくさんの水を吸いたがります。それから、肥沃な土で育てるとグングンと成長するという性質です。
水はけがいい培養土は根腐れのリスクを下げますが、一方で水切れの心配も出てきます。

そこで、成長した木の植え替えなどの時は…
腐葉土1:赤玉土(中玉)1
の割合で混ぜた培養土を使っています。
腐葉土は栄養があって通気性と保水力を持ち合わせています。赤玉土は通気性がとても良くて保水力もあります。
これらを使うことで、根っこ周りのジメジメを起こさずに水切れのリスクも下げる培養土ができます。

今回はほぼ苗状態の幼い木の植え替えでしたね。
9月に植え替えをするということは、間もなく寒い季節がやってきます。幼木は寒さにも弱いので室内管理の期間が長くなりますよね。
根っこがまだ十分に生えていない状態で冬を迎えるので、水切れよりは根腐れの方が心配です。
それと、ここがかなりのネックなのですが、腐葉土はカビが生えたり💦ヘンな臭いがしたり💦ショウジョウバエがブンブンと…💦
室内管理をするには覚悟が必要です(ーー;)

ということで、今回は腐葉土を入れずに水はけを重視した培養土を使うことにしました。
市販の培養土は栄養もあって万能ですが、保水力がとても高いので、赤玉土と砂を混ぜ込んで通気性と水はけを良くしたという訳です。

まとめ

今回の挿し木は3カ月で根っこを確認することができたので、私は超早いと感じたのですが、それでも他のハーブに比べれば時間がかかりますよね。
そして発根はしましたが、成長するはずの芽が枯れてしまっているので、新しい芽を作るのにも時間がかかることでしょう。
やっぱり新しい葉っぱが出て来るのは来年かなぁ‥

挿し穂の選び方ですが…
今回成功したのは、昨年までに伸びて深緑色の葉っぱがついたものでしたね。以前もこのタイプを使っていました。
今回初挑戦した今年伸びた黄緑色の葉っぱがついたものは早々に枯れてしまいました。初めて使ったので結論は出せませんが、水の吸い上げがうまくいかなかったようです。
今後はどうするの?と聞かれたら……やっぱり今まで通りでいいかなって感じです

ローレルの挿し木は難しいと言われるのは、成長の遅さとその間の水管理の難しさにあると思います。
挿し木にしても、成木にしても、カラッカラに乾く寸前に水をあげるというのが大切です。くれぐれも毎日ビシャビシャあげないようにしましょうね。

この幼い3兄弟の成長は、また後日ご紹介することにしましょう。

それではまた(^.^)/~~~

おわり

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ローレル(月桂樹)の育て方やお手入れのあれこれ 【寒冷地のハーブ栽培】


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