寒冷地でハゴロモジャスミンを育てるには、鉢植えにして寒い時期を室内で管理することになります。
そんなことから、地植えに比べるととても早い時期に開花します。
2月中旬から3月中旬という、他の植物がまだ冬眠中?の時期に咲いてくれるって、それだけでありがたいですねぇ
そして、お花が咲き終わったら毎年恒例の剪定をしなければいけません。
花期後の剪定と成長中の摘芯は必須です!これをしないと来年は開花しない…こともないけれど、
残念な姿でチョボチョボ咲きますね(-_-)
例年は、3月下旬には剪定を済ませているのですが、今年は事情があって開花が遅れたので、剪定も1ヶ月程遅くなってしまいました。
まさか、お花満開の時に剪定するってのもオカシな話だしね
ということで、今日は剪定の様子をご紹介します。
私は基本的に強剪定をします。室内で育てる期間のことを考えると、あまり大きくできないという理由です。
大きく育てたい場合は、樹形を整える程度の剪定でいいと思います。
…が、残した葉っぱは来年までに枯れちゃうし木化した茎がどんどん長くなるし見た目的にどーかなぁ…
そこの所は、お好みでどうぞ
っとあらかじめお伝えしておきますが、剪定を室内で行った関係で、写真が暗いです。
気づかずに剪定してしまったので、撮り直しもできず見づらくて申し訳ないです。
剪定の手順
まずは、剪定前の姿をご覧ください。開花期に何も手をかけていなかったのでこんな感じになっています。
これを剪定していきます。
これは、手順として最初にやらなければならないという訳ではありません。本体を剪定するのにジャマなんですね
穂先から根元に向かって見ていき、最初の葉っぱまでは切っても大丈夫です。
この葉っぱが出ている節は花穂が出た節なので、残しても次の芽が出てくる可能性はとても低いですよ。
これもジャマなので切るってだけで、必須ではないですよ。樹形から飛び出した部分をチョンと切る感じです。
こうすることによって、全体の樹形が分かりやすくなりましたね。
軽く剪定するにしても、形が見えていた方が作業しやすいと思います。
成長している穂先を切ると、その直下の節から新しい芽が出るということを頭に入れておきましょうね。
そして、葉っぱがない節より葉っぱがついている節の方が発芽が速いです。まずは葉っぱがついている節をターゲットに進めましょう。
この枝は根本近くに葉っぱが出ている節があったので、ここでカットしましょう。
この枝は下部が木化していますね。一昨年までに伸びた部分です。
私は毎年強剪定をしているので、このような木化した枝は根本付近にしかありません。
これは、中心の茎を摘芯して左右に新しい芽が出た節ですね。その新しく出た部分も切り落としました。
これより下に葉っぱはないので、新しい芽が出るとすれば、再度この節からです。
必ず発芽するという訳ではなくて、最悪は枝ごと枯れてしまう場合もありますよ。その辺は覚悟しておきましょうね。
全体のバランスなどを確認してOKなら終了です。
すっきりしましたね。
4月中には植え替えしなくちゃな…
まとめ
例年、3月下旬に剪定をしているので、剪定後もしばらくは室内に置いていますが、
今年は1ヶ月遅れたので、このまま室外へお引越ししました。
ただし、これから出てくる新芽は弱いので、しばらくの間は、半日陰に置くことにします。
私たちも、長袖生活をしているときに突然海水浴に行ったりすると悲惨なことになりますよね。
植物も同じです。特にハゴロモジャスミンの新しい葉っぱは薄いので、注意が必要です。
少しずつお日様に慣れさせていきましょう。
ここからは、伸びてきた枝の摘芯を繰り返して育てていくことになります。
適切に摘芯を繰り返していれば、支柱も必要ありませんし、ツルがあちこち絡んだりすることもありません。
さて…剪定が1ヶ月遅れたということは、9月中旬に摘芯を止める時期までの日数も短くなったということです。
どの位成長してくれるのか心配ではありますが、元気にたくさんの花穂を付けてくれることを期待してお世話していくことにしましょう!
おわり
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