~ The Diary of Fairy~

ハゴロモジャスミンの育て方 【寒冷地のハーブ栽培】

極寒の岡谷ほかの植物がみんな冬眠中の2月!
ハゴロモジャスミンは元気に次々とかわいい花を開花させてくれます。
1輪開いただけでもお部屋の中がいい香りになりますよね。
もちろん鉢植え 氷点下になる地域では地植えは無理です。

さて…3月になり、お花も終わり…来年まで庭に出しておくか‥
そして来年あっれ~?全然咲かないなぁ」…となるわけだ。

育て方にちょっとしたコツがあるんですわ
今日はそんなお話。

鉢植えのハゴロモジャスミンは真冬に咲く

そろそろ霜が心配になってきた11月中旬に室内に引っ越してのんびり花穂を伸ばしてきたハゴロモジャスミン。
12月になると蕾の先っぽが白くなってくるので「今年は正月前に咲くのか?」と期待も膨らむが咲かない……毎年
そして、2月中旬~3月中旬に花穂ごとに咲いては終わりを続けるのです。
で、写真のような状態になり今年の開化シーズンも終わり…
さて、その後です!手入れをしないでほったらかしておくと、来年はロクに咲かないのだよ

花が終わったらお手入れ!

ここからが来年もまた楽しむための重要な作業!

3月下旬~4月上旬、氷点下になる心配がなくなった頃、剪定と植え替えをしよう。
私は4月下旬までは室内に置いているので結構早めにやっちゃいますが、
お手入れ後は庭に置くという場合は、霜の心配がなくなった頃がいい思います。
剪定の時期が遅くなると新芽の伸びる期間が短くなり、花芽の付きも少なくなるので良く考えてね。

そもそも、何故剪定が必要かって話ですが、ひとつは鉢植えなので巨大になると大変!って理由。
それから、この植物の生態です。葉っぱもお花も、今年伸びた枝にしかつかない!ってこと
自由に伸ばし放題にしていると、ツル状の枝がこんがらがって伸びるは根本からどんどん木化するは
間延びした木の先っぽだけに葉っぱとお花という姿になるのです。

植え替えは鉢植えの植物には必須!ほったらかしでおくと根詰まりして最悪は枯れてしまう
ちゃんと栄養を吸って元気に育ってくれるように行う大切なお手入れですね。

そして新しい芽が伸び始めたらやらなきゃならない重要ポイントあり!
摘芯を繰り返して枝の本数を増やそう。
これをしないと花穂が増えません。なぜなら花穂は枝の先端にしかつかないから。
すなわち、枝の本数と花穂の数は比例するのです。

さぁ、花期が終わった所から順を追って見ていきましょう!

剪定と植え替えをしよう!

剪定について、園芸の手引書などには「樹形を整える程度」と書いてあるけれど、私は強剪定します!(思いっきり刈り込むってことね)理由は、デカくなったら置く場所がないってのもあるけれど、剪定で残した葉っぱは次の開花時までに枯れるのです。樹形が大きくなって見事だけど枯葉だらけ…お手入れ大変ってことになります。
今年は暖かくなるのが早かったので、3/20に剪定して写真の通りの姿になっていますよ。
剪定する際、各枝に1対ずつ葉っぱを残します
理由は写真を見てください!
芽が伸びている枝の先っぽを切ると(摘芯すると)、茎と葉っぱの間から新しい芽が左右に1本ずつ出てきます。なので、この節まで残しておいた方が発芽が早いってことです。
樹形を大きくしたい場合は2対でも3対でも好きなだけ残せば良い訳ですが、先端以外からは芽は出ませんよ。そして残した分だけ花期の枯葉は増えますなぁ
次は植え替えです。
この写真は、前年に植え替えしなかった鉢です。2年間でこんなことに!
カチカチになった根っこの塊をほぐして、古い土や傷んだ根っこを落とし、空気が通る状態にしてあげましょう!その後一回り大きな鉢に植え替えます。
と言っている私はまた元の鉢に戻したよ 毎回大きいものに替えていたら、そのうち風呂桶にでも植えなきゃならなくなるからね。
先ほどの根っこギュウギュウになっていた鉢の9月中旬の姿ですよ。
強剪定にも程がある!って位の刈り込みでびっくりしたでしょう樹形が崩れていたので思いっきりの剪定!
先端に伸びている芽がない場合は、木化した節からも発芽します。節を残すのは必須ですよ!
葉っぱ付きの節をきちんと残した剪定の時より成長は遅いですがこの通り大丈夫。
私のようにコンパクトに仕上げるなら、鉢を大きくしなくても、すごい強剪定をしても大丈夫ってことですわ
若い木は強剪定に耐えられないからやめてね

気温が上がってきたら庭で育てる

4月も半ばを過ぎ近所の桜が色づき始めた頃、いよいよお庭に出しますよ!
しかしそこは信州!遅霜にも注意が必要です。場合によっては夜だけ室内に避難です。
植物の生育にはお日様必須ずっと室内で育てた場合とは発芽のスピードも生育状況も全く違います。

真夏のジリジリ太陽の時期の育て方は赤ちゃん苗木と大きな株では少し違います。
まだ枝が2~3本の苗木は午前中だけ日が当たって、日中は涼しいといった場所がいいです。
私は幼木を西日ガンガンの場所に置いて、新芽がみんな焼けちゃったという失敗経験があります。
大人の株になってからは、1日中ずっと日の当たる場所に置いていますが問題なしです。
当たり前ですが、道路脇とかコンクリートの上とか異常温度になる場所は論外

とにかく極寒地ではお庭に出しておける季節は短い!
いっぱいお日様に当てて元気に育てましょう

摘芯をしよう!

摘芯(てきしん)というのは、簡単に言うと伸びている芽を摘むことです。
摘芯して枝の本数を増やしますよ!
方法は至って簡単!芽が伸びてきて1対の葉っぱができたら、その先の芽を摘む!葉っぱと茎の間から左右2本の芽が伸びてきて1対の葉っぱができたら……と繰り返すだけ。
枝の本数が倍&倍と増えま~す。写真を参考にしてくださいね
さて、9月中旬になったら摘芯を止めます。
この頃から花芽をつける準備を始めてくれるからです。
でも、まだ室内には移動しません!
ここからもすごく重要!冬直前、気温2~5℃の寒さの中で30日程過ごす必要があります。これにより「うっ!寒いなぁ急いで花の準備しなくちゃ!」と花穂を作り始めるのです。
写真の通り、花穂は今まで枝が出てきていたのと同じ場所から出て来ますよ。(この写真は開花直前の2月です)

ベストタイミングで室内に移動!

ハゴロモジャスミンは寒さに弱い!しかし寒さに当てなければお花は咲かない!
ここが難しい所ですな。1回の 霜でダメになります氷点下も無理
天気予報とにらめっこしながら、無事30日を迎えたら、いよいよ室内にお引越しです。
30日ってのも目安ですね。28日だとダメということもないのです
凍らないうちにお引越ししましょう。

窓越しの日の当たる暖かい場所で管理してくださいね。
そして、のんびり伸びてくる花穂を眺めながら開花を楽しみに待ちましょうね。

まとめ

極寒地でハゴロモジャスミンを育てるには、それなりの手間がかかりますね。
でも育てられない訳ではない。コツさえ分かればあの優雅な香りと可憐な姿を楽しめます。育成ポイントをまとめました。

3月下旬~4月上旬、花期が終わり氷点下にならなくなったら剪定する。
1~2年に1度剪定と一緒に植え替えをする。
伸びて来た芽を摘心して枝の本数を増やす。
9月中旬以降は摘心しない。
霜に合わないよう注意しながら気温2~5℃の寒さの中に30日ほど置く。
氷点下になる前に室内の明るい場所へ移動する。

こりゃ大変だと思うかもしれませんできる範囲でいいじゃないですか。
敵芯を忘れたら少し間延びするだけ寒さに当てる日数が少なければ花穂が少なくなるだけ
暖かいお部屋で管理できなければ開花時期が遅くなるだけ
気楽にいきましょう。

最後に、岡谷市は氷点下15℃になることもある極寒地です!夏も短いこの地で育てるコツを書きました。
培養土や水やりといった基本的なことは省いちゃってます。ごめんなさい。
気候の違う地域では育て方も開花時期も違うでしょう。その地域に合った育て方を探してみてくださいね。

おわり

≪関連記事≫

ハゴロモジャスミンの育て方やお手入れのあれこれ 【総集編】


ハゴロモジャスミンを鉢植えで育てる時の、剪定や摘芯の方法、挿し木で増やす方法、気候に合わせた管理方法など、他の記事をご覧いただける総集編です。興味のある方はこちらもどうぞ。

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