用意するもの
[美容オイル20mlを作る場合 精油濃度1%]
- キャリアオイル 20ml
- 精油 合計 4摘
- スポイト遮光瓶
- 計量カップ(20mlが量れるもの)
○ネロリ(1摘)+パルマローザ(2摘)+クラリセージ(1摘)
○ネロリ(1摘)+パルマローザ(3摘)
○パルマローザ(2摘)+クラリセージ(1摘)+フランキンセンス(1摘)
○パルマローザ(2摘)+フランキンセンス(2摘)
作り方
キャリアオイルの入った遮光スポイト瓶に精油を入れます。
今回私が使用した精油は以下の通りです。
ネロリ(1摘)
パルマローザ(2滴)
フランキンセンス(1滴)
○オイルの区別がつく名前
○使用した精油名と滴数
○作成日
をラベルシールに書いて貼っておきましょう。
使い方
今回作成したオイルは傷んだ皮膚細胞を再生してシワ、たるみの予防をするという目的でしたね。
精油の選び方の項でもお話しした通り、成長ホルモンの分泌があってこそ効果を発揮しますので、その時間帯にお肌に塗布されている必要があります。
そのことから、このオイルは就寝前に使うのがベストです。
数滴を手のひらに落としてお顔など、気になる部分に塗りましょう。キャリアオイルは温まるとお肌への浸透性が高まります。ゆっくりと優しくマッサージをするようにして塗ってくださいね。
そして、せっかく油膜を作ってくれていますので、洗い流さないようにね(^^;)
キャリアオイルの種類にもよりますが、作成したオイルは3カ月位を目途に使い切りましょう。
冷蔵庫に保管する必要はありませんが、窓辺など高温になる場所では酸化が速まりますので注意してくださいね。
まとめ
キャリアオイルをそのまま使ったオイルは、作り方も簡単で手軽に利用することができます。
そして、精油を変えればもちろんマッサージオイルにもなりますよ。アロマセラピストが施術に使っているのが、正にこれです!
油脂成分は、お肌の保護膜としての役割も果たしてくれるので、保湿性が抜群です。そして精油成分を真皮まで運んでくれるので今回のように真皮に働きかけるアイテムを作るのには適しています。特に集中ケアをする時には最適ですね。
集中ケアが終わった後は、この美容オイルを使い続けてもいいですし、『ちょっと重いなぁ…』『朝も使いたいんだよね…』となれば、基材をジェルに変えたり精油を変えたりして、別のアイテムで日常ケアをすることができますね。
ただし、今回もいろいろお話しした通り、体のメカニズムとの兼ね合いがありますので、その辺にも気を配ってみてくださいね。
それから、今回私が使った精油の組み合わせは、組み合わせ例に書いたものとは違います。
ネロリ(1滴)+パルマローザ(2滴)+クラリセージ(1滴)
と行きたい所だったのですが、私はクラリセージの香りが最高に好き!という訳ではなく安眠のためにフランキンセンスに変えました(^^)v
アロマテラピーでは『心地よい香り』『好きな香り』を重要視します。これは、好きではない香りは自律神経を乱してしまうからです。臭いよ~我慢!我慢!ってな状態ではリラックスできる訳ありませんよね。リラックスする=副交感神経を優位にするということが大切なんです。
自然療法において、自律神経を整えることは始めの一歩です。これがあってからこそ心や体の元気を増進させるケアができるということを忘れてはいけませんね。
このように、○○のレシピはこれ!と書いてあっても、その通りに作って自分に合うのか?を考えてアレンジすることも必要だと思います。
その辺も含めて、分からないことはどんどん専門家に聞いてみてくださいね。
そして……美肌ケアは永遠に続くのですわ
頑張りましょう(^.^)/~~~
おわり
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