~ The Diary of Fairy~

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  •  〈Updated 2019.10.24〉  

フェンネルの発芽から刈り取りまでの成長記録 【寒冷地のハーブ栽培】

フェンネル(Foeniculum vulgareはセリ科の多年草です。耐寒性も強くこぼれ種でどんどん増えるので、とても育てやすいハーブのひとつですね。
ただ…移植を嫌うので、『発芽した場所で成長を見守る!』という条件付きではありますが(^^;
私は、ほったらかしで発芽し放題にして、『さすがにここはダメでしょ💦』って場所に出て来た芽を処分しています。
多年草と言われてはいますが、2年草だという専門家もいらっしゃいます。確かに、前年まですごく元気だった株が春先に枯れていることがあります。
私のハーブガーデンでは、『これは5年前から育てているのよ』という株はありませんね。順次新しい株が育っているので、毎年そこにあるといった感じです。

さて今日は、春先の発芽から秋に刈り込むまでの成長の様子をご紹介することにしましょう。
ちなみに、フェンネルは肥沃な土が好きらしいのですが、私は過去に1度も肥料をあげたことがありません
小石や砂を大量に入れた水はけの良い土壌を作って、春先に苦土石灰を撒いているだけです。苦土石灰は、ハーブ好みのアルカリ土壌にする目的で使っているのですわ。
そんな状態でも元気に育っているので、まぁいいかな~って思っていますよ。

3月下旬の様子です。

フェンネルは多年草ですが、今年育った枝葉は寒くなると枯れてしまいます。それなので、秋に一旦地上部を刈り取りますよ。刈り取らなくても育てることは出来ますが、見た目がね…(ーー;)

この極寒地でも、全く葉っぱが無いのは1月~2月の2ヵ月位で、少しポカポカすると新しい葉っぱが顔を出します。3月下旬にもなるとどんどん成長を始めようとします。…が💦霜や寒気でダメになったり、また出て来たりを繰り返すのです。

5月中旬の様子です。

ゴールデンウィークも過ぎると、いよいよ本格的に成長を始めます。背丈は50cm程度になりました。
この写真はとてもボリュームがあるように見えますが、こぼれ種で増殖しているので1株ではありません。何株か?と聞かれれば…多分3~5株でしょうか。…不明です💦新しく発芽したのも入れれば無数といえるかもです(^^;

この時期は新しい葉っぱがどんどん出てくるので、収穫期ですね(^^)/
香りもよくて柔らかい葉っぱは、サラダに入れると美味しいですよ。バンバン使いましょう!

6月中旬の様子です。

背丈もずいぶんと伸びました。130cm程度でしょうか。新しい枝もまだまだ出てきているのでモフモフしています。
フェンネルの葉っぱは、出て来たばかりで葉っぱが密になっているものが美味しいです。この位成長してくると、早い時期に成長した葉っぱは濃い緑色になって、見た目はひじき?みたいになります。そうなると硬くてモソモソするので美味しく食べることができなくなりますよ。

私はスイートフェンネルと一緒に、葉っぱが茶色っぽいブロンズフェンネルも育てています。この茶色っぽい色も、出て来たばかりには分かりますが、成長するとスイートフェンネルとあまり見分けがつかなくなりますね。

そして、この時期に悩まされるのがアブラムシです。
何しろ葉っぱが細くて大量なので、一旦発生してしまうと手に負えません。強い薬剤を使えば一発ですが、安全性に問題があるしかといって、木酢液や牛乳では到底無理です。ほったらかせば他のハーブにも影響は出るし、そもそもお店のエントランスなのでお客様も気持ち悪いですよね。
そこで妥協線として、食品成分生まれで化学殺虫剤ゼロというものを使っています。収穫前日まで何回でも使えると書いてありますよ。
1回で全滅!とはいきませんが、農薬成分を使うよりはずっと安全だと思っています。


私の場合はお客様に提供するデザートなどに使っているので、どんな成分であれ1回消毒してしまった葉っぱは使用しないことにしていますけれどね
今年は全くアブラムシがつかないラッキーな年でした。

8月上旬の様子です。

7月中旬から少しずつ咲き始めたお花が満開です。背丈は230cm位ですね。種から育って3年位経つとこのような大きさになります。
ちなみに1年目は背丈が50~70cm位で、小さな花穂がちらほら付く程度です。

このような状態になると、頭が重くて垂れ下がってきます。そしてこの時期は台風もやってくるので倒れてしまうこともあります。
そこで、壁にフックを取り付けて、紐で縛っています(‘ω’)ノ
壁がない場合は、周囲に何本かの支柱を立てて紐でグルグルっと囲いを作るといいですね。

この時期になると、新しい葉っぱが出てこなくなるなるので、必然的に収穫ができなくなります。
そこで、私は部分的に刈り取りを行っています。

何本かの茎を地面から15cm位の所でバッサリと切りますよ。茎の節を1個残した方がいいです。
この時期はまだまだ気温が高いので、古い枝を切り取ることで、残った節や根元から新しい葉っぱが出てきます!またしばらくは食べられますねぇ

10月上旬の様子です。

お花が咲き終わると、種が成長し始めます。すると更に頭が重くなってこんな感じになってきますね。
私は葉っぱを利用しているので、このようにお花も葉っぱもない状態になったら早めに刈り取りをするのですが、今年は少し遅くなってしまいました。
原因はカメムシですなんかヘンな色のカメムシが大発生して、触るのがイヤだったんです。消毒してボトボト落ちるのもイヤだし💦どうしようかなぁ…とか考えながら放置しちゃったのですわ。

そしてようやくカメムシがいなくなったので、刈り取りをしてお片付けをしました。
8月に部分的な刈り取りをした時と同じように、地面から15cmくらいの所でバッサリと切り倒します。節を残しておくと、氷点下になってもしばらくは葉っぱを収穫することができますよ。
更に、寒冷紗などを掛けておくと真冬でも雪の下から掘り出して収穫なんてこともできます(^^)/
この極寒地でも手を掛けさえすれば、ほぼ1年中楽しむことができるんですわ。なんてありがたいハーブなんでしょう!

種を収穫する場合は、この時期ですね。

お花が咲いていた場所でそれぞれ種が成長していますね。しっかり熟す時期になると軸が茶色くなって落ちますよ。
花穂を観察して、いくつかの種が落ちていたらジャストタイミングです!しっかり実っている種を収穫することが出来るでしょう。
花穂ごと切り取って、洗濯ネットなどに入れて風通しの良い日陰で乾燥させましょうね。なぜネット?かというと、乾燥すると種が軸から落ちるので、そのまま干すとえらいこっちゃになるからです

私は種の収穫をしないので、早い時期に刈り取るようにしています。
熟した種が落ちると、来年の春が大変です💦ものすごい数の芽が出て大騒ぎになっちゃうからね。

これ見てください!
8月下旬にボリジが咲き終わって刈り取った場所なのですが、丸い葉っぱのボリジとツンツンした葉っぱのフェンネルがいっぱい発芽しています(-“-)
ボリジは今年落ちた種が発芽したのだと思います。フェンネルは昨年の種だと思います。こうやって、空き地という空き地にテリトリーを広げて行くんですね💦
ボリジは1年草で寒さに弱いので、冬の間に枯れてしまいますが、フェンネルはこんなに小さくても越冬することも多いですよ。
種の収穫をしないのであれば、早めの刈り取りをおすすめします

という訳で、3月下旬に次々と葉っぱを出し始めて10月上旬に刈り込むまで、手を掛けたのは倒れないように縛ったくらいでしたね。
後は、葉っぱの収穫を続けるために8月上旬に部分的な刈り込みをしましたか…
このまま放置しても12月くらいまでは収穫できますし、寒冷紗を掛ければほぼ1年中可能です!

大きくなるので場所を選ぶという難点はありますが、育てやすいハーブであることは間違いありませんね。
葉っぱを収穫するのか?お花を楽しむのか?種を収穫するのか?それぞれの目的によって刈り込みの時期は違ってきますが、おおよそこんな感じで育てることができます。

初心者の方でも簡単に育てることができますので、ぜひ挑戦してみてくださいね(^^)/

おわり

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