今日はホワイトセージの収穫をします。
5月に摘芯して以降、収穫を目指して成長を見守っていた2本の鉢植えです。
ついでに樹形も整えて元気に冬を越してもらう準備です(^^)/
ハーブ全体に言えることですが、収穫は夏至の頃が一番いいとされています。
葉っぱに有用成分がたっぷり含まれている時期なので、薬の原料や生薬として利用する場合は昔からその時期に収穫していたそうですよ。
私はそこまでこだわってはいませんけれどね
①厚くて立派な葉っぱが収穫できそうな時
②枝葉を切った後の成長に支障が出ない季節
このふたつを大きな目安として行っていますよ。
乾燥させてスマッシングに使う場合は、厚い葉っぱじゃないと役に立ちません💦
それから、収穫や剪定をして葉っぱが減ると植木鉢の中の水分が蒸散しづらくなります。すなわち根腐れを起こしやすい状態になるということです。
たっぷり水をあげても気温が高い時期ならリスクが減らせますね。そしてまだまだ新しい葉っぱがどんどん成長してくれる季節です。
葉っぱが極端に少ない状態での冬越しは水管理も難しくなりますし、光合成に支障も出るので避けたいですよね。
ということで、この時期の収穫&剪定はぴったりです
今年は梅雨時期にまぁ見事に雨降りが続いて日照不足となり、いろいろな作物の成長に支障が出ました。
ハーブたちも例外ではなく軒並み成長が悪かったですわ…
その後は猛暑の日が続き、ようやく元気を取り戻した感じです。
今日手を入れるのは冒頭の写真の2鉢です。
庭に置きっぱなしで元気に育っているとばかり思っていたのですが…
ハーブガーデンの葉っぱ達と密着していた裏側がこんなことになっていました💦
枝ごと枯れてしまったのもありますね…
これもお手入れしなくっちゃね(._.)
それでは始めましょう!!
摘芯していない枝なので、分岐せずにまっすぐ伸びていますね。
新しい小さな葉っぱが出てきている部分を残してバッサリといきます。
赤丸の所に新しい芽が出ているので、その先(右側)で切ることにしましょう。
赤丸の所に新しい芽がでていますよ。
①枝ごとすっぱりとあきらめる→→オレンジ点線
②何とかマシな樹形にして収穫する→→青点線
③摘芯してそこから枝を増やす→→黒点線
他の枝との兼ね合いもありますので、バランスを見て決めましょう(^-^;
もったいないからと残してもこの先良いコトはないですな
収穫できそうな葉っぱも少し残していますよ。全部切っちゃうと光合成する力が落ちて枯れちゃうことがあるので注意です!
残した枝の先端は摘芯してあります。枝数を増やすためですね。
私はこのように樹形を扇形にしています。
枝の本数が多ければ収穫量も増えます。しかし枝同士が近すぎると蒸れて枯れます💦
結局このような形になった訳です(^^;)
こちらの方が縦長ですね。でもやっぱり扇形です。右側の枝が枯れちゃったので崩れていますが💦
なんだか盆栽をしているみたいですね
室内の邪魔にならない場所に新聞紙やキッチンペーパーを敷いて、枝ごと並べて乾燥させましょう。1週間もすればパリパリになって使えるようになりますね。
これは収穫から4日後の様子です。1~2日に1回上下をひっくり返す位の手間は掛かりますが、カビも生えずに十分乾燥させることができますよ。
収穫が終わった鉢を庭の定位置に戻して今日の作業は終了です!(^^)!
ホワイトセージに覆いかぶさっていたセントジョンズワートとウィンターセボリーを切りました
『剪定後は木が弱っているので半日陰に置いて様子を見ましょう』というのが常識ですが、今回はしっかりと日の当たる場所に置きましたよ。
なぜかというと、この鉢は直径30cmでたくさんの土が入っています。葉っぱの量が激減したので、半日陰ではジメジメした時間が長くなり根腐れの心配があります。
暑いといっても明日から9月です。この季節なら日向に置いた方がいいという判断をしました。
何しろもうすぐ成長が止まる季節がやってくるので、寒い冬を乗り切るために少しでも多くの葉っぱに育って欲しいですからね。
これが真夏だったら半日陰を選びますね。…というか真夏には剪定しませんな💦
春先だったら、あげる水の量を減らして室内で様子を見ますね。夏前だったら半日陰を選ぶかな。
春~夏前の場合はまもなく成長期がやってくるので、のんびりと安全を確保しながら様子を見ても大丈夫なのですわ。
明日はチビ鉢たちのお手入れをすることにしましょうかね(^-^;
それではまた(^.^)/~~~
おわり
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