6月にローマンカモミールの植え替えをしました。
プランターで育てているのですが、5年もほったらかして悲惨な状態になっていました(>_<)
ここまでのお話は別記事に書いています。興味のある方はご覧くださいね。
今日は、その後どのように成長したかのお話です。
ローマンカモミールの成長記録
6月中旬(植え替えた日)
2年位前までは立派な株に育っていたのに、こんな小さな苗状のものしかありませんでした
6月下旬(半月後)
上に伸びている株は早くも蕾を膨らませていますね。横に伸びている株は葉っぱを増やして基礎体力をつけている感じです(*^^)v
7月中旬(1ヶ月後)
この場所は南側(写真右側)に壁があるため、午前中は日が当たりません。
そして建物の西側で、敷地と道路の境目のコンクリート上という非常に厳しい条件です。午後から夕方までは、鬼のような西日にさらされるのですわ(ーー;)
8月上旬(1ヶ月半後)
隣の花壇からボリジがはみ出してきて、プランターを覆っています。
カモミール的にはありがたや~なのです。真夏の西日を遮ってくれるのでね
そうそう!左奥の株は枯れてしまったみたいです。植えた時から、葉っぱは増やさずに上へと伸びていたヤツね。花芽を付けるのは早かったけれど…
まるで、アリとキリギリスのお話みたいですねぇ(-_-)
8月中旬(2ヵ月後)
ボリジも花期を終えて抜いたので、プランター全体が見えるようになりましたよ。
植え替えから2か月!十分立派に成長してくれました。
やはり、日照時間が長い左側の方がよく育っていますね。開花したお花の数も全然違いました。
この後、10月上旬まで少しずつお花を咲かせて冬に向かっていきました。
冬期
冬の間は、こんな姿で春を待っていますよ。
どんな気候の年でも、中心は緑色を保って冬を過ごしています。
そしてハーブ初心者の頃から、1回も枯れてしまったことはありません
ローマンカモミールの手入れ
ローマンカモミールのお手入れはとても簡単ですが、基本的なコツもありますのでまとめておきます。
植え替えをしない年は、春先に表面へ苦土石灰をパラパラと撒くとよい。
良く日の当たる場所で育てる。真夏は午後の直射日光が当たらない場所がよい。
暑い季節に株が大きく育っている場合は、蒸れを防ぐ目的で背丈半分位まで刈り込む。
アブラムシが発生しやすいので、よく観察して対処する。(アリが登っていたら要注意!)
増えてほしくない場所から発芽したら、早めに処分する。
地植え以外の場合、冬季は壁際などなるべく風が吹き抜けない場所に置くようにする。
まとめ
ローマンカモミールは耐寒性多年草でとても強い植物です。プランターや鉢でもそのまま越冬が可能なので、寒冷地でも育てやすいですね。
一方で、こぼれ種でもよく発芽しますし、株が育ってくるとランナーを出して、その先に新しい株が育ち始めます。このことから『増えすぎて困るのよねぇ』という声も多いです。
ということで、『枯らさずに育てられるかなぁ…』といった心配はしなくて大丈夫だと思います。
そして、今回のように極小の苗状態で植え替えても、ほぼほったらかしで元気に育ちましたね。
私は冬前に枯れ枝を刈り込むという手入れはしていません。あえてしないのは、『枯れ葉があった方が暖かいかなぁ?』という真偽もわからない理由なんです
何となく、緑の葉っぱだけがツンツン立っているより、枯れ葉のお布団状態が寒さを凌いでくれるのでは?なんてね(^^;
春になって、新芽が伸び始める頃に枯葉と枯れ枝のお掃除をしていますよ。
さてさて、また春がやってきます。今年は植え替えをしないで育てますよ。
大きな株に育っていっぱいお花を見せてくれることでしょう
みなさんも、是非定期的に植え替えをして、のびのびと育ったローマンカモミールを楽しんでくださいね。
それではまた(^.^)/~~~
おわり
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