~ The Diary of Fairy~

ホワイトセージを育てる 【寒冷地のハーブ栽培】

ホワイトセージ(Salvia apiana)はセージの仲間ですが、ちょっと特殊な使い方をします。

もともとアメリカやメキシコに自生している植物で、ネイティブの方々が神聖な儀式に使っていたとかいないとか…
ともかく現在では乾燥させた葉っぱで煙を燻らせてお香のような使い方をしています。
食べられない訳ではないのですが、食用にするなら別のセージの方が向いているってことですな。

このホワイトセージ、特に天然石好きの方々はショップで乾燥リーフを購入して、石の浄化に使っていることと思います。
結構バカにならないお値段ですよね。

ホワイトセージを育てて自家製乾燥リーフを使うって手もありますよ!
少しコツはありますが、比較的成長は早いので、楽しみながら育てることができると思います。

それでは、順を追ってみていきましょう!

苗を購入する

まずは苗を手に入れましょう。写真程度の鉢植えは300円~500円くらいで購入できます。
近所のホームセンターなどでは見つからないかもしれません。インターネットで探すのも手ですね。
ちなみに私が育て始めた7年前は、なかなか苗が見つからず種から育てました。発芽しない!育たない!で結構苦労しました。
苗購入がおすすめです。

植え替えをする

苗を購入したら、鉢の裏を見てみましょう。
写真のように、水切り穴から根っこがびっしり見えたり、飛び出してきていたら植え替えが必要です。
一回り大きな鉢に植え替えをしましょう。
ただし、12月~3月の植え替えは管理が難しいです。心配な場合は春を待ちましょうね。

日々の管理

ホワイトセージは砂漠地帯に自生する植物です。水は必要ですがジメジメを嫌います。
表面が乾いたらたっぷりの水を与えます。毎日ビシャビシャ与えてはダメですよ!
痩せた土地が好きなので追肥も必要ありません。液肥などを与えると茎が間延びします!
注)植え替えをさぼった場合は別ですぞ必要な栄養素まで足りなくなった場合は成長が滞ります
この場合は応急措置として液肥を与えることになります。そうならない様大切に育てましょう。
耐寒温度は-5℃程度です。12月~3月は室内の明るい場所で管理しますよ。
4月~11月は屋外で育てましょう。「真夏は日陰で育てます」という記述をよく見ますが、
私は日向でダメになったことがありません。
信州という土地柄、気温も湿度も高くないからだと思います。

摘芯(てきしん)をする

ホワイトセージはそのまま育てると、真っすぐ1本の枝がぐんぐんと伸びていきます。
てっぺんの芽を摘み取ることで脇目が出て枝の本数が増えます。こんもり茂らせるためにも、たくさん収穫するためにも、摘芯しましょう。
てっぺんを摘み取ると(摘芯すると)、その下の葉っぱと茎の間から左右に1個ずつ芽が出てきます。
その芽が育って枝を伸ばして葉っぱを付けたら、またその先の芽を摘み取ります。
これを繰り返すことで、枝数が増えてこんもり茂った樹形になります。
おおよその成長状態です。
左から
・購入時
・2ヶ月後
・8ヶ月後
・15ヶ月後
といった感じです。

剪定(せんてい)をする

通常剪定は梅雨前にするのだそうです。「夏に暑さと湿度で蒸れないように」という目的です。
寒冷地ではあまりその心配はないので、必ずしもやらなければならない作業ではないのですが、私は樹形を整えるためにやっています。放置すると巨大化するしね。
時期は早春!冬の間ジッとしていた芽が伸び始めて葉っぱが開いた頃です。
芽が伸び始めたってことは、活動再開の証拠です。もう剪定しても大丈夫!ただし、剪定後もしばらくは同じ環境に置いてください。急に外へ出さないようにね!

この芽が動き始める時期は、置いている環境で違いがあります。よく観察しながら行ってください。
なぜそんなに早い時期に剪定するかというと、岡谷は暖かい季節が短いからです。

剪定をして樹形を整える
↓↓
枝数を増やしたい場所は摘芯しながら増やしていく
良い葉っぱが収穫できそうな枝はそのまま伸ばす
↓↓
収穫をする
↓↓
越冬のために体力をつける
↓↓
室内で寒い冬を耐える

このような流れで育てる訳ですが、5月中旬になって、安心して室外で管理できる時期に始めたのでは時間が足りないのです。
収穫もして、元気な姿で冬を過ごすためには、3月の芽吹きの季節に暖房の力も借りながら手入れを始めるのがいいですよ。

写真のホワイトセージは、1ヶ月程前に樹形が半分になる程度の剪定をしたものです。
もう新芽がいっぱい伸びてきていますね。

収穫した葉っぱを乾燥させる

剪定した後は、刈り取った葉っぱを干しましょう。
と言っても、特別なことは何もなく、新聞紙でもキッチンペーパーでもいいので、室内の邪魔にならない所に敷き、その上に葉っぱを並べるだけです。
半月くらいでカラカラになると思います。乾燥したら保存袋等に入れて完了です。
実は、摘芯で摘み取ったような若い葉っぱは乾燥させてもあまり役に立ちません。
ペロペロなので、火をつけるとボワッと燃えちゃうのですわ。
スマッシングに使う場合は厚みのある葉っぱも収穫しましょうね。

まとめ

ホワイトセージは耐寒性があるといっても寒冷地では地植えで育てることはできません
育つのも早い植物なので、室内で管理する期間に邪魔にならない大きさで育てる必要があります。

食べる目的でもなく、きれいなお花を楽しむ目的でもなく、人によっては「何のために育てるの?」と思うような植物です。
でも、毎日どこかが伸びていて眺めるのも楽しいですし、収穫の楽しみもあります。
そして、その独特な香りは深い癒しと安心感を与える素敵なハーブです。

機会があったら育ててみてくださいね。

 おわり

≪関連記事≫

ホワイトセージの育て方やお手入れのあれこれ 【総集編】


ホワイトセージの基本的な育て方から剪定、摘芯、植え替えなどのお手入れ方法を書いた記事をまとめたページです。根腐れや水切れなどで失敗した話もご紹介しています。

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